【感想・ネタバレ】この終末、ぼくらは100日だけの恋をするのレビュー

あらすじ

高校二年の僕が一目惚れした女の子。僕とは正反対の、物静かで不思議な魅力をもつ彼女への告白は、あっさり断られた。はずだった。卒業から一年とすこし後。目の前に突然現れた彼女は、それがまるで運命であるかのようにこう告げる――。 「100日間だけ、いっしょに住みませんか?」 二人きり、ひとつ屋根の下で始まった田舎での共同生活。時を重ねるほどに近づくぼくらの距離。しかし、彼女は大きな秘密を抱えていて――。“100日間”に隠された意味を知ったとき、せつない恋の物語が動き出す奇跡の恋愛小説。

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Posted by ブクログ

基本、ファンタジーである。
現代科学では割り切れない状況設定で、
まぁハナからフィクションと思って読む(^ ^

が、分かってても、先が読めたとしても、
読んで面白いものはやはり面白い(^ ^

「マンガじゃん」と思うようなキャラ設定も、
現実味はあまりないが当人達の心象描写が巧みで
引き込まれて読まされてしまう(^ ^

正直、展開もオチもほぼ予想通りではあった。
が、「意外性」に頼らなくても
きちんとエンタテインメントとして成立している。
これぞ「筆力」というものなのだろう。

何気ない日常の描写が美しい(^ ^
ふとした瞬間に気づく「自分の心の動き」が愛しい(^ ^
そして、運命に翻弄され、嫌も応もなく成長していく
主人公たちがまぶしい(^ ^

読後、思わず「いい人」になってしまいそうな一冊(^ ^

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2018年12月15日

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