【感想・ネタバレ】NY式「超一流の営業」の基本のレビュー

あらすじ

なぜ、NYの超一流ビジネスパーソンは、
例外なく「洗練された営業力」を持っているのか?

バンク・オブ・アメリカ歴代最年少で
全米営業成績第1位のジャパニーズ・アメリカンが
ニューヨークで圧倒的実績を挙げた
「世界標準の営業」の基本

「営業」こそが、
すべての職種のビジネスパーソンに
絶対不可欠な究極のビジネススキルである。

Mindset
01 素の自分を出さない人間は信用されない
08「KISSの法則」で、初対面の相手も笑顔にできる
12 億万長者との会食がいつも「割り勘」だった理由
18 世界のトップエリートは、なぜ例外なく営業ができるのか?

Techniques
29 「NO」を「YES」に変える“白い嘘”
30 近づきにくい相手にはまずGate Keeperを落とす
31 なぜNYのトップ営業は10分前で「時間通り」なのか?
37 2割の優良顧客よりも残りの8割に目を向ける理由


【著者略歴】
酒井レオ Leo Sakai
生まれも育ちもニューヨークの日系アメリカ人。ワシントン大学ビジネスマネージメント専攻卒業後、JPモルガンを経てコマース銀行に転職。その後バンク・オブ・アメリカへ移る。NY市場でトップの営業成績を収め、2007年に史上最年少で全米営業成績第1位となり、その後ヴァイス・プレジデントに就任する。同年、アメリカンドリームを掴みに渡米してくる全ての人たちを応援すべくNYで米国政府認定のNPO法人Pursue Your Dream Foundation(PYD)を設立。2009年にBOAを退職し、日本にグローバルスタンダードを獲得するリーダー人材育成のための教育機関「PYD JAPAN」を設立。これまで世界各国から1万人以上が受講し、成長につなげている。本書が初の著書となる。

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Posted by ブクログ

Bank of Americaで営業成績トップになった日系アメリカ人、ニューヨーカーの著者が「営業力」を高める方法とマインドセットについて記した本。

なかなかcandidに書いてあるなあという感想。
失敗談などエピソードも具体的だし、テクニック的なものもなかなか余すところなく書いてある。

簡単だけど本気でやり抜くには難しいことをきちんとやる、というのが「超一流」の「基本」。この本では、日本人が共感しやすい、たとえば「相手をおもんばかる」とか「思い出してもらえるように、痒いところに手が届くサービスをしてみる」とか、「20:80の80のほうに勝てる場所を見つける」みたいな考え方が書いてあるので、読んでふむふむと思うには良いのではないかと思う。

もちろん著者は「一流のビジネスマン」であるからして、手の内をすべて明かしているわけではないし、日本人をターゲットにしているから日本人ウケする内容も選んでいると思う。が、それを差し置いてもなかなか面白い内容だった。
ちなみに著者の授業を受けたことがあり、個人的に存じあげているが、確かに人間力があり、また努力を絶やさない方である。
彼がいつも伝えているメッセージのエッセンスが確かに書かれているので、お得な本ではないかと思う。

まあレオさんがほんとに「内向的で日本人的な僕」なのかはクエスチョンマークとしておきたいです。

あと感じたこと。
自分の仕事ぶりをあとで本にしようと思ったら、語れるくらいのストーリーや信念や成功談、失敗談があるだろうか?と思いながら仕事をするのも良いかもしれない。
なぜなら大体成功した人のビジネス本って、意外と普通じゃん、ってことしか書いてないわけ。
だけどそれを本に書けるくらいやりきったかが違いなのかなあと思うわけですよね。

そのうち本書こう、私も。妄想でもいいから。
タイトルはもう決まってるんだー

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2018年01月07日

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