【感想・ネタバレ】MIA 雲上のネバーランドのレビュー

あらすじ

【フルカラー!】大切だったモノを忘れ、機械のように働く大人たち。思い出を奪われたこの街に息苦しさを感じる少女・ミア…。ここでは少年少女が誘拐され、その後、無事に保護される事件が続発。ある時、ミアはジョーマという青年と出会い、彼の家で妖精や表情豊かな子供の幻影を見る。幻影はジョーマが創った機械のせいなのか? ジョーマと接触したミアに赤い目をした恐ろしい「カラス」が迫り…!?

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Posted by ブクログ

虚構と幻想とリアルの間で動き回る少女ミア。大人が信用できない現実の中で、街で出会った「怖くない」大人のジョーマに導かれて彼の住処である天文台へ行く。そこで不思議な体験をしている中で靴を失くし、大きな赤い靴を貰って帰るのだが、その日からジョーマの姿が消えてしまった。
巷では連続児童誘拐事件が起きていて、赤い靴の女の子と赤ずきんちゃんがモチーフとなっている作品であり、記憶に関する物語だ。大人になると忘れてしまう子供の時の楽しかった記憶や物は、今の自分を形作る重要な要素だ。小さかった自分を迎えに行く事は、大人の今を生きていく上で時に途轍もなく必要になる時がある。人は記憶で作られていると言ってもいいのかもしれない。

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2018年01月15日

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