あらすじ
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2017年文藝賞受賞作。63歳、史上最年長受賞。渾身のデビュー作!
74歳、ひとり暮らしの桃子さん。おらの今は、こわいものなし。
新たな「老いの境地」を描いた感動作。
感情タグBEST3
元気出して行こう
私も田舎で育って、なんも無いなーなんて子供心に
思っていた。共感できる部分が有り私も地元の隣りの市の百貨店に就職した。家庭をもって忙しく過ごして今はもうあっ、というまにシニア。あーなんつうか無力感。成せば成る、為さねば成らぬ、何事も
と、感じて変わり映えのない日々を過ごしています
びっち
桃子さんの日常が淡々と、心情描写は受け入れやすい言葉で丁寧に描かれている。挿し絵もほっとさせてくれてなかなかいい。東北出身の都会への転校生の私の人生と重ね合わせて読んだ。同じ年頃の自分がもしかしたら辿るかも知れない道のり。楽しみに単行本を読みたい。いや、実は、タイトルを見たとき、直感的に惹かれるものを感じたのであった。特別小冊子とは面白い企画だ。