あらすじ
主人公・朝比奈千代丸は「わな猟免許」を所持する女子高生。
家の田畑を守るため、幼なじみの昼間レモンと日々、罠猟に奮闘中。
第5巻では、千代丸の通う高校で園芸部の畑がシカに荒らされてしまう。
昼夜を問わず、シカの群れが頻繁に出没しているようで
千代丸は学校が取り組むシカ対策の助っ人を頼まれるのだが……。
狩猟・農業メディアからも大反響の本格罠猟コミック、待望の第5巻です!
感情タグBEST3
匿名
囲い罠
今巻は鹿の捕獲です!
鹿は身近にいるけどこんな捕獲方法だったとは!
今回は大きな囲い罠を使用していて色々な罠があるんだと感心しました!
Posted by ブクログ
罠ガール第5巻は鹿の捕獲。
罠ガールが通う高校には園芸部があり、畑で作物を育てている。
その畑の野菜が鹿の食害にあい、罠ガールに対応要請が出る。
まず電気柵で農地を保護する。そして、周の周りを調査したところ多くの鹿が確認される。
多数の鹿に対応するために、今回は大きな囲い罠を使用することとなり....話は続くが、短いエピソードとしてアナグマの湯剥きも紹介されていた。
囲いわなの捕獲に向かう次巻が楽しみ。
Posted by ブクログ
今回のメインは鹿!千代丸の学校の園芸部にも被害が…(;´д`)かなりの群みたいだけれど、囲い罠を仕掛けたところで次回に続く(^^;)それにしても、狩猟免許持っている人が多いな(゜゜;)
Posted by ブクログ
女子高生罠師が主人公のコミックス5巻目。
農家の娘、千代丸は家の田畑を守るため、わな猟免許を取得した女子高生。幼馴染でちょっとドジっ子のレモンも千代丸に続いて免許を取得する。2人が通う高校の生徒会長であるつむじは、凄腕猟師の孫で、祖父の手伝いで動物の解体も行う。
今回の主題は「シカ」。
千代丸たちが通う高校の園芸部がシカに荒らされた。
何とか一緒に対策してくれないかと、つむじや鳥獣対策係の五島先生に頼まれた千代丸。五島先生は狩猟免許も持ち、千代丸たちと旧知の猟師・清水夏芽の友人でもあった。千代丸たちのことは夏芽から聞いて知っていたのだ。
作物が荒らされたことに苛立ち、まとめて捕獲できないのかと憤る園芸部副部長の比嘉。千代丸は自衛もせず捕獲だけに頼るなんてと反論する。
最初はぎくしゃくする園芸部員と千代丸たちだが、作物を荒らされる辛さは千代丸も実はよく知っている。とりあえずの対策として、ともに電気柵を設置する作業をするうち、両者の距離は縮まっていき、何と最後には千代丸とレモンは園芸部に入部して一緒に対策を取ることになる。3年生の10月、入部してもすぐ引退になるのだが。
これまで、このコミックスでは、箱罠、くくり罠などを使ってきたが、今回使うのは囲い罠。これは天井面が半分以上開いている罠のことを言う。箱罠でも天井面を半分以上開けて使えば囲い罠に分類される。
複数頭捕獲するためのもので、1辺数メートルのものから、外周450メートルもの大きさのものまであるという。
設置の前にどこが適当な場所か調査しなければならない。畑のすぐそばではなく、山からシカが下りてくる通り道のやや開けた場所に置く。シカが多く出没する場所を見分けるには、糞や足跡が重要な手がかりとなる。これらに加えて、トレイルカメラ調査やライトセンサス調査を行うとより確実となる。ライトセンサスとは薬缶にライトで照らした動物の瞳の反射を利用して、種類や頭数などを調べるもの。千代丸も同行させてもらうことにする。
そこで千代丸が遭遇する驚きの光景。
さて、園芸部とシカとの闘いの顛末は。以下、次号。