【感想・ネタバレ】物語でわかるベンチャーファイナンス入門のレビュー

あらすじ

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脱サラ・起業をすることになった主人公が自分の会社を大きくしていく過程を1つの物語とし、シーンごとに必要な財務のポイントを大学時代の恩師との対話で理解できる入門書。

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Posted by ブクログ

物語でわかるベンチャーファイナンス入門
著:中井透

起業から始まり、株式公開(あるいは売却)という最終目標までに展開される企業の成長物語を通じて、その過程で必要とされるファイナンスの知識を学ぶことができる。

本書は以下の13章から構成されている。
①事業計画とファイナンスの役割
②会社を創る
おカネの流れを管理する
④成長に応じた資金を調達する
⑤利益と現金を区別する
⑥仕事とおカネは反比例
⑦仕事の成果を評価する
⑧利益目標を立てる
⑨発展に向けて投資する
⑩おカネのコストを意識する
⑪企業の価値を測る
⑫株式の公開を目指す
⑬別の出口を見つける

簡単に捉えにくいファイナンス。
点ではなく、面で、そしてストーリーとして学ぶことで流れと全体を掴むことでその理解も進む。本書は初学者に対して記されてはいるものの、網羅性からも初学者だけではなく、全体から見直して理解を確かめたい人にもうってつけの一冊である。

簡単ではなく、難しいファイナンスをかみ砕いて読み易く、楽しく読めるように読み手への優しさを感じることができる。

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2024年03月21日

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