あらすじ
平凡な僕が唯一他の人と違うこと。それは人の死を予告する幻影を見る力があることだ。僕が幻影――【彼ら】について知っていることは3つ。1、【彼ら】はやがて訪れる自らの死の瞬間を、何度も繰り返し続けている。2、【彼ら】の姿が濃くなるほど、死の瞬間は近い。3、【彼ら】は死の運命から絶対に逃れられない。――これは全てを諦めていた『僕』が、死の未来を背負う『君』と出会い、運命に抗うため奔走する物語だ。
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Posted by ブクログ
死期が見える彼のお話し
ファンタジーでミステリーな感じ
大切な人がもし、もうすぐ死ぬってわかったら。
でも人は明日死ぬかもしれないし
3秒後に死ぬかもしれない
今生きている人たちとの出会いって
とてもすごいことなんだと思う話。
読みやすくて本読み慣れてない人にもおすすめ。
Posted by ブクログ
おすすめされた本
個人的に死ぬ運命の人を助ける事に抵抗があるので助ける事を、プラスに考えて読みきった。
主人公が大学生にしてはやけに言動が子供っぽいと思い読みにくいと感じたが、終盤で納得。
バッドエンドだと思ったけど後書まで読んで胸を撫で下ろした。
Posted by ブクログ
びっくりした!読み始めから小さな違和感があって、「ん?どゆこと?」ってなりながら最後まで読んで、そういう事ね…!?って本当に驚いた。
ハンバーガー屋さんの大学生の会話も納得。お母さんの反応にも納得。主人公の正体には最後まで気が付きませんでした。大学生だと思ってたんだよ…。
お母さんとの関係も最後には修復しててよかった。基本的には主人公と鈴子さんの会話が可愛くて、ほんわかしながら読み進めました。鈴さん可愛い。7年後の鈴さんと主人公が仲良くてなんだか嬉しくなりました。