あらすじ
【映画『ロング,ロングバケーション』原作!】ガン治療中のエラと認知症の夫ジョンの老夫婦。ふたりは子供たちの反対を無視し、かつて一家で旅をしたキャンピングカーに乗って、なつかしいディズニーランドを目指し、ルート66でアメリカ大陸横断の旅に出る。記憶はまだらでも、ジョンの運転は昔通り。ハンバーガーばかり食べたがるジョン、痛み止めを飲み続ける助手席のエラ。強盗に遭ったり、危うくエラが置いてきぼりにされそうになったり、ホテルの超高級スイートに宿泊してみたり……。そして最後の最後にふたりが向かったのは? 老いについて、夫婦について、人生について……軽やかなタッチで見事に描いた傑作。
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Posted by ブクログ
末期癌の妻と認知症を患う夫、老夫婦が思い出のキャンピングカーで人生最後の旅に出る。
ルート66でアメリカ横断?目指すはかつて家族で行ったディズニーランド。
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あらすじだけで泣いちゃう案件。
その実、ミシガンからカリフォルニアまで3,000キロ超と過酷(日本だと北海道北端~沖縄南端まで一般道で行くような距離)そりゃ子供たちも全力で止めますね笑
物語は妻視点で語られ、遠慮ない物言いが長年連れ添った夫婦のそれとして解像度高い。
とはいえ、夫にハンドルを握らせるのが不安すぎるし、心配ごとはほぼ全部起き…完全にハラハラ見守る子供視点で読み進めてしまった。
記憶を失いゆく夫への切ない想いや、迫りくる老いと死の現実。死生観を大きく揺さぶるような重いテーマを内包しつつ、二人の旅路はどこかユーモラスで…。
最期を自分たちで決断する。賛否両論はあるだろうけれど、総じて深い「愛の物語」だったと思えるラストでした。