【感想・ネタバレ】旅の終わりにのレビュー

あらすじ

【映画『ロング,ロングバケーション』原作!】ガン治療中のエラと認知症の夫ジョンの老夫婦。ふたりは子供たちの反対を無視し、かつて一家で旅をしたキャンピングカーに乗って、なつかしいディズニーランドを目指し、ルート66でアメリカ大陸横断の旅に出る。記憶はまだらでも、ジョンの運転は昔通り。ハンバーガーばかり食べたがるジョン、痛み止めを飲み続ける助手席のエラ。強盗に遭ったり、危うくエラが置いてきぼりにされそうになったり、ホテルの超高級スイートに宿泊してみたり……。そして最後の最後にふたりが向かったのは? 老いについて、夫婦について、人生について……軽やかなタッチで見事に描いた傑作。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

帯に主演のお二人のお写真があり、それだけで随分読みやすくなるものだなあ。
ハッピーエンドだ。素敵なご夫婦だ。映画も観たい。

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2018年02月18日

Posted by ブクログ

老夫婦の珍道中。仲間や子どもたちとの旅を振り返りながら懐かしい道をキャンピングカーで走る。
結末は最初から薄々わかっていて、そもそも最初から末期の癌の妻と認知症が進んでいる夫という物悲しい2人で、でもユーモラスな語り口にあまり陰鬱にならずに読めました。
様々なトラブルがバタバタと起こり、決して平穏な旅じゃなかったけど、辿り着けて良かったとラストまで明るいエラにつられて、色々と思う所はあるけれど、なんとなく明るく読み終わりそうだったんですけど、本当に最後の一行で、突然涙が出てしまいました。

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2018年02月18日

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