【感想・ネタバレ】仏教の冷たさ キリスト教の危うさのレビュー

あらすじ

一神教はなぜ争うのか?
「悟り」「執着」とは何か?
ドイツ人禅僧が教える、日本人のための宗教原論。

「家族を捨て、悟りを開いたブッダは、実は冷たい人だったのではないか?」
「愛を説くキリスト教徒は、なぜ戦争ばかりしているのか?」
この、多くの日本人が持つ“疑問”に対して、
ドイツ人禅僧である著者が「仏教」と「キリスト教」を対比させながらひとつの答えを出す―。

「仏教」と「キリスト」教の違いが一読でわかる!
現・曹洞宗の住職で、元・キリスト教徒(プロテスタント)による、異色の比較宗教学。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

キリスト教文化で育って仏教を実践するドイツ人僧侶による比較宗教論。
一番面白いのは後半での、ユダヤ教のYHWH(神)は多神教の中のユダヤ民族の氏神としての一神崇拝であったのが、イエスの出現により、一神教=どの民族も受け入れるが、入信しないと迫害される になったという下り。そしてそれに対する排他性の矛盾。
クリスチャンの友人のオススメで読んでみた。新しい視点で面白く最後まで読める。

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2017年10月09日

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