あらすじ
刑事課長には霊感があった!? 見えない存在が発する声に時に苦しめられ、時に捜査を助けられてきた筆者が伝える、霊界からのメッセージ
【もくじ】
第一章 声におびえ、声に救われる
●刑事課長就任後、聞こえてきた声
●亡き母に自殺を止められた夜
●宇宙のすべてを管理する霊界
●精神鑑定の結果、何の異常もなし ほか
第二章 捜査の裏に霊感あり
●ひらめきは、突然「降りて」きた
●口を開かず事情聴取するという異常体験
●心で殺人犯に問いかけ、自首を促す ほか
第三章 あの世とこの世の関係
●霊界は死んだ後のエネルギーの転居先?
●霊界と人間界は輪廻転生でつながっている
●地球の環境破壊を憂慮する霊界 ほか
第四章 霊界からのメッセージ
●煩悩が多いと低級霊と波長が合う?
●人間界の違反行為は霊界でも違反行為
●歴史は霊界がリードして作られる ほか
感情タグBEST3
M的な精神で生き抜くことが…
確認的な意味で印象に残ったのは、肉体は借り物であるという事です。
だからこそ、他者を殺すのも自分を殺すのも同じ罪であるというのが真実らしいです。
目には見えなくても電波が存在するように、霊波が存在していて、視覚的に感知できるのが霊視であり、著者のように聴覚的に感知できるのが霊聴なのだそうです。
30年間警察署に勤めていた著者の霊聴は真実味が感じられます。
霊界についての考察も興味深いです。
とにかく面白くて一気に読了しました。
Posted by ブクログ
数ページごとにまとめられた短い章が続いていく形式で読みやすい。
事件の解決エピソードというより、死後の世界についての話も多かった。
ばななさんのブログに出てきて、タイトルが面白いなと思って読んでみたが
確かに大昔人間はテレパシーで会話していたというのは時々聞く話。
実際に本当かどうかはわからない。
筆者自身、当初は精神的に変調をきたしての幻聴も疑っていた訳で
当然、同僚や読者の中には胡散臭いと思う向きもあろう。
個人的にはこういうこともあるだろう、という感じで信じられるし
刑事というオカルトからは凡そ正反対にありそうなご職業の方が
こうした本を出すというのはかなりの勇気がいったのではと思う。
以前、耳鳴りがする時は霊が側にいる説は
実は霊の声が耳鳴りとして聞こえるのであって、波長が合う相手なら
声として聞こえるという話を聞いたことがある。
個人的な経験から、この話は納得するものがあったので
見えないが声が聞こえるというのも「そういうこともあるだろう」と思っているので
興味深く読んだ。
Posted by ブクログ
霊聴能力のある刑事のお話し。
いろんな人や動物の声が聞け、それが捜査に役立つのは面白い。それだけでなく、この世とあの世についての解釈もあり、輪廻転生など死についても考えさせられた。