【感想・ネタバレ】結婚まで意識した彼と別れた。でもそれはけっして絶望ではないのレビュー

あらすじ

【はじめに】より抜粋
この本を手に取られているということは、結婚まで意識した彼と別れたばかりかもしれませんね。
あるいは親友がそういう状況なので、励ましてあげたいからという友人思いの方もいらっしゃるかもしれません。

将来の素敵なパートナーだと思っていた男性との別れ。辛いことだと思います。
「もう恋愛なんてこりごり」と投げやりになっても仕方がないし、
「これから先、どうしたらいいかわからない」と不安になることもあるでしょう。

何か問題が起きたとき右にいくべきか、それとも左にいくべきか。
どちらを選ぶかは、人生の判断でとても大事なことです。

進むべき道を誤ったばかりに、その後、ずっと
「あのとき別なほうへいっていれば、私の人生、こんなはずじゃなかったのに」と後悔する女性の姿を何度となく見てきました。
誰だって間違った方向にはいきたくありません。
それなのに往々にして間違った方向にいってしまいがちなのが、本書で取り上げる「結婚まで意識した彼と別れた女性」なのです。

でも自分が置かれた場所を客観的に知って、今の視点をちょっと変えるだけで、素敵な将来が開けるのもまた事実です。
そんな誤解を解いてもらいたくて本書を執筆しました。


【著者紹介】
野中圭一郎 (のなか・けいいちろう)
東北大学文学部卒業後、大手洋酒メーカーに入社。広報部などを経て、出版社へ転職。
書籍編集長として、数多くのベストセラー恋愛本やエッセイを手がけた後、独立。
現在、フリーとして幅広く活躍中。
主な著書に『聴導犬のなみだ』(小社刊)がある。

【目次より】
◆1章 結婚まで意識した彼と別れた女性ほど美しい
◆2章 彼へのこだわりをなくして“いい女”になる
◆3章 「もう恋愛なんて……」から抜け出す
◆4章 本当に大切な人がきっと見つかる!

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Posted by ブクログ

別れた相手がどんな人だったのか。終盤になってその素性が垣間見えるのだが、それだけで持つ印象は不真面目なゲス野郎。この男のどこにあなたは心底惚れ込んだのでしょうか。 それとも、誰かを愛しているという自分のあり方が失われたことを悲しんでいたのでしょうか。

失恋後のあり方を読者に伝えることがこの本のテーマだと思いますので、突っ込むところではないかもしれませんが、別れてよかったね。

この本を読んでいるタイミングで、就職氷河期世代、谷間の世代が結婚できずにいるというTVを観ていた。
 別れたショックの原因が、将来的な生活の安定の機会を失ったことではないことを願う。

半分ほど読んだところで、ようやくオムニバスではないことに気がついた。

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2018年06月06日

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