【感想・ネタバレ】スカイウォーカーのレビュー

あらすじ

▼第1話/MANY▼第2話/スカイウォーカー▼第3話/無限の風▼第4話/マシマロ●あらすじ/高2の夏、宮内皓(みやうち・こう)の前に突然現れた音信不通の兄・開(かい)。15も年が離れている上、自分が幼い頃に出ていったのでほとんど面影がない兄だったが、マイペースに少しずつ日常に入り込んでくる。嫁と娘を交通事故でいっぺんに失って戻ってきたという兄は、いま故郷のド田舎の村で何を想うのか…?(第1話)●本巻の特徴/奥田民生の名曲を漫画でトリビュートした初の作品集。

※本書はデジタル配信用に再編集を行っております。紙版とは一部内容が異なります。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

収録作品
MANY/スカイウォーカー/無限の風/マシマロ

いくえみ綾さんの新刊が出た。
著者名に一緒に並ぶのはあの、奥田民生さん。
いくえみさんのコミックを何冊か読んでいる方ならきっと、ちょっと微笑ましくなっちゃうんじゃなかろうか。
いくえみさん→奥田さんへの愛をちょこちょこと、しっかりと感じていたので、このコラボは純粋にやったね!と思うと同時に楽しみ!とうきうきしながら読み始めた。

民生さんがお話を考えるのか??と思ったら、民生さんの歌をモチーフにいくえみさんがコミックを描いたとのこと。
それぞれの作品の頭に作品のタイトルでもある歌の歌詞が書いてある。
先ず、それを読んで、お話に入る。

いくえみさんが民生さんへのコメントで
「どの歌にしてもなんだか独特なメロディーと共にあれだけの少ない歌詞であれだけの物語や情景が浮かんでくるほどに言葉を操れるってことは、もしかして・・・やはり天才ですね・・・?」
と、述べられているのを読んで、いくえみさんの作品にも通じるものがあるような気がした。

私は題名だけ見てすぐに歌が頭を流れたのが『マシマロ』だけというレベルなので、読み終わった後、全部の歌をチェック。
歌詞だけでも素敵だけれど、やっぱりメロディーも聴きたいなって。
そしたら、民生さん、メロディーもばっちり素敵でした。
民生さんの歌も、いくえみさんのコミックも、その世界にいる間夢中になれて、終わった後にぐわーっと何やらこみあげてくるものがある。
それがたまりません。

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2019年05月08日

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