あらすじ
「その白い肌、汚してみたらどうなるかな」寡黙な美術教師が豹変!? 真夜中の美術室で生徒にはいえない秘密の授業……。憧れだった名門校に赴任が決まった理沙は出勤初日、美術教師・黒川に開口一番「創作意欲のわく体つきじゃない」といわれてしまう。校内でも“変人”として有名な黒川を警戒する理沙だが、夜間の見回りでふたりきりになり――…!? 表題作のほかにも、ワケあり年上彼、毒舌上司、やんちゃ系幼なじみなどバリエーション豊かな男子たちを集めた濡れキュン短編集!
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匿名
中身が子供っぽい男性が多め
「美術教師の快感パレット」
初対面でカップ数がどうの体がどうのなんて言ったら、今時訴えられるわ。
不愛想で口下手なんて言い訳は通用しないよ。
黒川先生がイケメンでなければ許されなかったと思う。
桂木先生のリボンが大きいせいか、パトロール時の格好が高校生コスプレに見えてしまった。
「秘め事はオフィスにて」
四歳上も同年代くくりになるのか。
どんだけ年上好きなんだ。
ズバズバ言ってくるけど、ずっと前から狙っていましたというオチでした。
酔ったフリかと思っていたら、マジだったのね。
「猫かぶり発情カレシ」
年下男子に惹かれる、しごでき女子のお話。
篠原くんは、この短編集の中で一番大人びているかもしれない。
ヒステリックに責められているところを庇われたら、そりゃ惚れちゃうわ。
「クセモノ主人は誘惑上手」
オーナーの小野塚さんも、好きな人には不器用になるタイプだった。
エッチをしたら素っ気なくなったのは、ワンナイだからという訳ではなかったようです。
もし佐倉さんが来店しなかったら、ズルズルと引きずっていたのかしら。
「近キョリ恋愛は蜜の味」
デリカシーのない男子ばっかりだな。
淳平くんは二十八歳にしては悪ガキっぽいけど、一途だと思う。
とはいえ、あんな態度を取られては、想われているって気付かないよ。