感情タグBEST3
Posted by ブクログ
気になりつつも放置していた「デザイン思考」について、ようやく本を読みました。
この本だけでわかったとは思っていませんが、デザイン思考入門としては、ちょうどよいレベルだと思いました。
「潜在的なニーズについては、お客さんに聞いてもわからないし、過去のデータを見てもわからない」は、まったくもってその通りだと思いますが、お客さんに聞いたり、過去のデータを見ることは、未だに多いと思います。
ちなみに、ちょっと前に読んだ『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 』にも、理由は違いますが、お客さんの意見はあてにならない、といった記述がありました。
お客さんを大切にすることと、お客さんのニーズに応えることの違いを改めて認識するうえで、よい本でした。
また、この本の内容は、ビジネスだけでなく、他にも応用できそうな気がするので、ちょっと試してみようと思っています。
Posted by ブクログ
デザイン思考の大まかな流れ(着想、発案、実行)と実践に際して必要な心の持ちようについて簡単に理解することができた。一般に「デザイン思考」は全く新しい問題解決手法であるかのようにプレゼンされているが、実際にはトヨタの5 Whysやリーン・スタートアップ(小さく始める)といった考え方も含まれており、そうした既存の概念も適用しつつ、より俯瞰的・根源的な洞察力を持つことを提唱する思考・実践手法として理解した(キーワードは「人間の『本質的欲求』(感情のポジティブ化)への探索」であろう)。要約すると、「観察」には謙虚さと深い洞察力、「発案」には外部リソースの活用とスピード感、「実現」には不確実性の低減、がデザイン思考を実践する上で必要な態度であると理解した。
Posted by ブクログ
デザイン思考って最近よく聞くけど、結局なに?ってなったので購入。
マンガ自体も結構良いし、ストーリーがあるとやっぱり頭に入りやすい。
・デザイン思考とは、人間の潜在的なニーズを観察やインタビューを通じて掘り起こし、プロトタイピングを繰り返しながらユーザーにとって本質的に価値ある製品・サービスを生み出していくプロセス
・「自分には創造力がある」という覚悟が大事。創造力は誰にでもある。
・着想→発案→実現という流れ
・「いかなる個人よりも全員の方が賢い」
・ネガティブな経験がよりポジティブな経験になるよう、経験をデザインする
・支配欲・自己防衛状態はデザイン思考の天敵
・プロトタイピングは可能な限り「安く」「速く」。とくに最初はコンセプトを検証できる部分だけ。
・商品にするときは、「技術的実現性」「経済的実現性」「有用性」のバランスを取る(全てを満たす必要はなく、ユーザが満足できればいい)
Posted by ブクログ
何より漫画が魅力的で感動してしまった。内容はIDEOのやっていることのポイントをとてもわかりやすく、逆に言うと簡単に説明されている。創造的覚悟:クリエイティブコンフィデンス、着想①潜在的ニーズ、着想②普通を見直す、着想③カスタマージャーニー、発案①ブレインストーミング、発案②プロトタイピング、実現:プレゼンテーション。デザイン観察手法:共感マップ、カスタマージャーニーマップ、観察としてのインタビュー、エクストリームユーザーを観察、体験としての観察。「アイデアの財布」「バグリスト」。デザイン思考は経験をデザインする!ライナスポーリングの「良いアイデアを得る最良の方法はたくさんのアイデアを得ることだ」、そしてやはりトムケリーの「孤独な天才などただの幻想に過ぎない、いかなる個人よりも全員の方が賢い」という考え方は私に大きな勇気を与えてくれた。ハーバードとスタンフォードのイノベーション覇権争いにちょっと興味がある。
Posted by ブクログ
・自分が朝起きてから寝るまでのカスタマージャーニーマップを作ってみるとか?
・ジャーニーマップのことなどすごく分かりやすかった。
・客を観察→気づいたことを 「Do/Say/feel/think」として書く
・「プロトタイプ」は「早く安く」作り「小さい失敗で済ませるようにするもの」
Posted by ブクログ
借りたもの。
デザイン思考とは何なのか、B to C分野、接客業でのシチュエーションからその思考プロセスをマンガで紹介したもの。
MBAとは異なる――それを補完する――視点の養い方だ。
“デザイン”という言葉が先行して、意匠や感性が重視されてしまいがちなイメージを受けるデザイン思考だが、直観的な感性での気づきをどうロジックに落とし込んでゆくかを解説している。
マンガというヴィジュアルイメージとチェーン系カフェという雰囲気を想起しやすい環境の設定から、物語の主人公の気づきに共感しやすいものがあった。
また、共感マップ、カスタマージャーニーマップなどのツールを活用したワークショップ的なシチュエーションで、そのプロセスのレクチャーがあり、面白かった。
あとがきにおいて、ハーバード(ロジカル思考。ディベート、ロジックで相手を打ち負かす)とスタンフォード(それまでの常識を破壊する、創造性)のイノベーション覇権争いについての言及が興味深い。
今、デザイン思考が叫ばれている理由――ロジカル思考による変化への抵抗・ブレーキによって発展しないことへの問題意識――に気づく。
日本も例外なくこの流れに巻き込まれている点でも…
データの中に囚われてではなく、創造性を重視する…これからに必要な思考法、視点の持ち方。
Posted by ブクログ
デザイン思考とは何か知るため、読みました。本書の重要点を一言でいうと「想像力は誰にでもあり、創造するのは楽しい」です。デザイン思考を身に付け、イノベーションを起こす原動力としたいです。
Posted by ブクログ
デザイン思考の他の書籍を読んだけど、理解出来ない事が多くて購入!
ストーリーも解説も分かりやすかった!ナルホド、と思わせるポイントが沢山あり、これからの考え方を変えないとなぁ〜と考えさせられた。
Posted by ブクログ
IDEO社、スタンフォード大学のd.schoolの流れにあるデザイン思考の基本コンセプトと実践内容が分かりやすい。
創造的覚悟:自分にも想像力があると信じる
着想:潜在的ニーズを見つける観察、共感マップ、カスタマージャーニーマップ
発案:ブレインストーミング、プロトタイピング、クリエイティブ・マインドセット
実現:プレゼンテーション(理解→共感→支援者)
本書で取り上げられているイノベーションの例、ふせん紙テーブルはネット検索すると製品化されているようだが、カフェで人気化するまでは共感できなかった。
17-144
Posted by ブクログ
まんがでわかるデザイン思考
株式会社リ・パブリック共同代表 田村大 氏監修の著書になります。
喫茶チェーン店の売上げ回復のストーリーを題材に、わかりやすく「デザイン思考」の実践方法を解説しています。
まんがなので敷居は低いです。
【本書で学べること・考えること】
- デザイン思考はイノベーションを起こすプロセス
- デザイン思考の3つのプロセス「着想」「発案」「実現」
- 潜在的ニーズ
- 「着想」:5つの観察手法
- 「発案」:2つの手法
- 「実現」:プレゼンテーション
読んでみての感想です。
この本の一番大事な要素は「潜在的ニーズ」を見つけだすです。
そのための手法の説明が一番ページ数をとっています。
あとは、アイデア出し→検証→実現といったプロセスについての説明が続きます。
最後にプレゼンで経営陣から共感を得るシーンがありますが、困難という点では、これが一番かもしれません。
新しいアイデアは、賛同を得るのが難しいので。
まぁ、このストーリーのように上手くはいかないのが現実ですが、知っていて損のない内容です。
デザイン思考の入門には、適していると思います。
Posted by ブクログ
30分で速読。分かった気になった 笑。
孫引きみたいでなんだけど、「詳細なアンケートは顧客の満足度を評価するのに有効だが、最も画期的なイノベーションが顧客に質問することから生じるとは、私には思えない」という、トム・ケリー氏の考えには全く同意。
Posted by ブクログ
デザイン思考とは、を漫画で分かりやすく解説してくれる。
デザイン思考は「着想」「発案」「実現」の3つのプロセスから成る
・着想
観察し客の潜在的ニーズを見つける
共感マップやカスタマージャーニーについても言及している
・発案
ブレインストーミングによるアイデア出しと
プロトタイピングにより試行錯誤を繰り返す
成功するサービスには「技術的実現性」「経済的実現性」「有用性」
の3つを兼ね備えている
・実現
市場に小規模投入し検証するフェーズと
組織に対しサービスを投入する承認を得るフェーズの2つがある
あとがきにあった、東海岸の雄ハーバード大学が打ち出した「ロジカル思考」
西海岸の雄スタンフォード大学が打ち出した「デザイン思考」。
イノベーションによる覇権争いに勝敗をつけるよりも
どちらの考え方も吸収することが良いと感じた
Posted by ブクログ
潜在ニーズを見つける着想
対象となる人間の心に現在よりポジティブな感情をもたらすためには、どのような欲求を満たすべきなのか?
上はメモです。
昨今流行りのとても重要な理論、理屈なのでしょう。
自分の仕事に当て嵌められない自分が愚かしい。
Posted by ブクログ
会社から支給されまして、読んでみた。
わかりやすく勉強になった。
なんとなくわかったような気になるから危ないんだろうけど、失敗して勉強しよう。
後半の市場導入の承認を得るプロセスの件、
前例のないモノを承認し、責任を持つリスクを強いる、
という点、そのあたりは、特に再読に戻りそうですが、
また、生きていこうと思う。