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誰でもできるイノベーションの起こし方。
「人間」に注目し、今までにない画期的なアイデアやイノベーションを生み出す「デザイン思考」。アメリカのデザインコンサルティング会社・IDEO社が提唱し、今では世界中の企業で導入されています。
本書では、潜在的ニーズを見つける「着想」、アイデアを創造・構築・検証する「発案」、市場に導入する「実現」の3つのプロセスを、わかりやすくシミュレーションコミック化しました。
カフェチェーン最悪の赤字店の店長を命じられた3年目社員・三島雄介が、デザイン思考に精通する大手企業会長・大西の教えを受けながら、店のイノベーション、立て直しに挑戦するストーリー。作中に登場する数々のノウハウや活用法、各章の解説記事を通じて、初心者にもデザイン思考が理解できる内容・構成になっています。
この作品の容量は、74.1MB(校正データ時の数値)です。
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Posted by ブクログ
気になりつつも放置していた「デザイン思考」について、ようやく本を読みました。
この本だけでわかったとは思っていませんが、デザイン思考入門としては、ちょうどよいレベルだと思いました。
「潜在的なニーズについては、お客さんに聞いてもわからないし、過去のデータを見てもわからない」は、まったくもってその通りだと思いますが、お客さんに聞いたり、過去のデータを見ることは、未だに多いと思います。
ちなみに、ちょっと前に読んだ『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 』にも、理由は違いますが、お客さんの意見はあてにならない、といった記述がありました。
お客さんを大切にすることと、お客さんのニーズに応えることの違いを改めて認識するうえで、よい本でした。
また、この本の内容は、ビジネスだけでなく、他にも応用できそうな気がするので、ちょっと試してみようと思っています。
Posted by ブクログ
デザイン思考の大まかな流れ(着想、発案、実行)と実践に際して必要な心の持ちようについて簡単に理解することができた。一般に「デザイン思考」は全く新しい問題解決手法であるかのようにプレゼンされているが、実際にはトヨタの5 Whysやリーン・スタートアップ(小さく始める)といった考え方も含まれており、そうした既存の概念も適用しつつ、より俯瞰的・根源的な洞察力を持つことを提唱する思考・実践手法として理解した(キーワードは「人間の『本質的欲求』(感情のポジティブ化)への探索」であろう)。要約すると、「観察」には謙虚さと深い洞察力、「発案」には外部リソースの活用とスピード感、「実現」には不確実性の低減、がデザイン思考を実践する上で必要な態度であると理解した。
Posted by ブクログ
デザイン思考って最近よく聞くけど、結局なに?ってなったので購入。
マンガ自体も結構良いし、ストーリーがあるとやっぱり頭に入りやすい。
・デザイン思考とは、人間の潜在的なニーズを観察やインタビューを通じて掘り起こし、プロトタイピングを繰り返しながらユーザーにとって本質的に価値ある製品・サービスを生み出していくプロセス
・「自分には創造力がある」という覚悟が大事。創造力は誰にでもある。
・着想→発案→実現という流れ
・「いかなる個人よりも全員の方が賢い」
・ネガティブな経験がよりポジティブな経験になるよう、経験をデザインする
・支配欲・自己防衛状態はデザイン思考の天敵
・プロトタイピングは可能な限り「安く」「速く」。とくに最初はコンセプトを検証できる部分だけ。
・商品にするときは、「技術的実現性」「経済的実現性」「有用性」のバランスを取る(全てを満たす必要はなく、ユーザが満足できればいい)
Posted by ブクログ
借りたもの。
デザイン思考とは何なのか、B to C分野、接客業でのシチュエーションからその思考プロセスをマンガで紹介したもの。
MBAとは異なる――それを補完する――視点の養い方だ。
“デザイン”という言葉が先行して、意匠や感性が重視されてしまいがちなイメージを受けるデザイン思考だが、直観的な感性での気づきをどうロジックに落とし込んでゆくかを解説している。
マンガというヴィジュアルイメージとチェーン系カフェという雰囲気を想起しやすい環境の設定から、物語の主人公の気づきに共感しやすいものがあった。
また、共感マップ、カスタマージャーニーマップなどのツールを活用したワークショップ的なシチュエーションで、そのプロセスのレクチャーがあり、面白かった。
あとがきにおいて、ハーバード(ロジカル思考。ディベート、ロジックで相手を打ち負かす)とスタンフォード(それまでの常識を破壊する、創造性)のイノベーション覇権争いについての言及が興味深い。
今、デザイン思考が叫ばれている理由――ロジカル思考による変化への抵抗・ブレーキによって発展しないことへの問題意識――に気づく。
日本も例外なくこの流れに巻き込まれている点でも…
データの中に囚われてではなく、創造性を重視する…これからに必要な思考法、視点の持ち方。
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