あらすじ
雑談が苦手、質問をするのが下手、話がなかなか伝わらない……。
仕事や家庭、学校など、様々なシーンで「何を話せばいいのだろう?」と困ってしまうことがあります。
初めて会うゲストと瞬時にコミュニケーションをとり、「生放送の1時間1本勝負」のなかで、ゲストの言いたいことや本音・魅力を引き出すことが求められてきた著者が、試行錯誤しながら身につけていった会話術を、惜しげもなく公開します。
多くの人が苦手とする「初対面」のシーンですぐ活用できるテクニックから、コミュニケーションスキルの最重要ポイントである「聞く力」の磨き方、会話を上手に回しながら自分が言いたいことを伝える
「話す力」の磨き方までを、50のコツにまとめました。
コミュニケーションに特別な才能は必要ありません。ちょっとした意識や工夫によって、誰でも身につけることができる技術なのです。
たとえば、
「PART1 初対面の人の心を3秒でつかむ方法」では、
・名刺交換のあとの一言をあらかじめ考えておく
・相手との共通点を事前に調べる
「PART2 聞く力の磨き方」では、
・上手なあいづちを身につける
・相手に話を続けてもらう「オウム返し」テクニック
「PART3話す力の磨き方」では
・悪い口ぐせのなおし方
・沈黙を怖がらない
などを、すぐに実践できる形にまとめています。
本書で紹介しているテクニックを入り口に、相手を心から受け入れ、共感し、リスペクトしていくことで、本当の信頼を築いていくことができるはずです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ためになりました。
自分に不足している部分がいくつもあらわになり、
落ち込みはしますが、それは悪いことではなく、
その気持ちは今後の自分が人としてレベルアップしていける証。
同僚にもすすめました。
Posted by ブクログ
特に学びとなった項目
(アウトプット・実践用の自分用備忘録を記載)
・初対面では3割増しの笑顔を心がける
・初対面の人には共通点がないか事前に調べておく
・体の力を抜いて深呼吸、次に、思いっきり変な顔をして深呼吸。
・いったんは「いいですね」と相手のボールをキャッチする
・数字で答えられる質問を投げかける
・ゲストに会う前に、口頭で指折りしながら、質問を10個言う
・ラスト5分で思わずポロッと言わせるフレーズ「最後にひとつだけ、お聞きしたいのですが」
・話が長い人には名前を連呼する
・言いにくいことの印象をやわらげる言葉として「もったいない」を使う
・コンパクトに話せる方々のメモは大抵コンパクト
Posted by ブクログ
さらっと読めて腑に落ちる内容でした。
すぐに全部は無理だけど、少しずつ取り入れていければと思います。
実は小西さんを知らなかったので
後で昼の番組を録画して、担当箇所だけみてみました。
Posted by ブクログ
日テレキャスターの書いたコミュニケーションに関する本
また会いたくなる、ほんわかした雰囲気づくりをテーマとして様々なテクニックを紹介している
こういった本でありがちなテクニックからキャスター目線的なものまで多くのテクニックが収録されている
ふとした時に読み返したくなる良本だと思った
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて購入。
恥ずかしながらこちらのキャスターのことは意識したことがなかったのだが、読みながらニュース番組の際の話方などが参考になった。
奇抜な話はないものの読みやすく2時間で読める。
人と向き合う姿勢が大変参考になった。
Posted by ブクログ
記者・キャスターによるコミュニケーションのコツ、テクニック
初対面時について10個、聞き方について23個、話し方について17個の項目
文字が大きく余白が多くまとめを繰り返したりしていて読み易いけど、情報量は多くない。
内容はとても参考になる。
Posted by ブクログ
本書の中でいくつかポイントになる要素や考えがあったが、物腰低く話す前にほんわかした雰囲気を作る、そのための笑顔、会話にも温度があり、それを大切に人と接していこうと思った。
会話のヒントは見えるところにたくさんある
身だしなみから会話が生まれるからこそ、じぶんの身なりは整える。会話も準備が8割
Posted by ブクログ
小西美穂さんをテレビで見て賢く素敵な女性だと思い、購入してみた。コミュニケーションスキルをもっと磨きたいので、重要な箇所はメモしつつ読み進めた。
わかりやすくまとめてあり、内容は良かった。
彼女がキャスターとして出演している夕方のニュース番組では、仲間とチームワーク良く働いているのだなと感じられた。
Posted by ブクログ
名刺交換のあと「お会いできて光栄です」等の感謝を述べるとか、会話の中に(特に初対面では)相手の名前を挟むとか、よくあるテクニックも述べられているし、自分もよくやってしまうダメ会話(会話が温まってない冒頭で、いきなりぶっこんじゃう)の例もまぁまぁそうだよねーだったのですが、この本が面白いのは後半。会話の根本は入念な準備をして、相手をリスペクトして、わかりやすく伝えるということに尽きるのだと思いますが、そういうエピソードが続いています。
たくさんのインタビューをこなしている人でも(こなしている人だからこそ?)お相手一人一人をしっかりリサーチして、場に臨んでいるんですね。
テレビは普段見ないからキャスターとしての小西さんはわからないけれど、賢くて感じが良い女性なんだろうなぁと思います。さらっと読めるし良かった!