【感想・ネタバレ】ひきこもりの乙女と週末探偵社のレビュー

紫堂零

翠は、とある理由で勤めていた会社を退職し、ひきこもっていた。ある日、心配した幼なじみの陽一が大学の後輩である東浦をつれて部屋に乗りこんでくる。「翠ちゃん、ひきこもりなんて非生産的なことはやめよう！僕と一緒に探偵になって、悪い奴をやっつけようよ！」首をたてにふらない翠に、東浦は自分の特技をつかって、彼女のために同人誌を描くともちかけてくる。同人誌につられた翠は週末のみ活動する探偵社でアルバイトをすることとなるが!?

[ブクログ · ★★★☆☆]

諸事情で仕事を辞めて在宅勤務に転職した主人公。
ひきこもり真っ最中に、幼馴染が探偵をしよう！　と
誘ってくる。

出てくる男は東西南北が入っていて、主人公の苗字は
ヒロインという、乙女ゲームの王道の安直さ。
おかげさまで、男が4人出てくる？　というのが
予測できる分かりやすさです。

最終話はどこに？！　という最初の話から
直にあっての交換の怖さ。
最後は世間の偏見と、この道を進む人には
降りかかりそうな現実事件ばかり。
元同僚の方の意見があれですけど。
本人の趣味はアウトだけれど、本人は好き、という。
その場合、ベクトルはあちらに向いてますから
もしうまくいっても…と憐れんでしまいました。

しかし最後の話の舞台上のヒロイン。
あの自己中はすごいかったです。
どこの子供？　という感じで。