あらすじ
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ヨーロッパで一番小さな家に住む英国人(平均床面積70平米台)に学ぶ
家がもっと心地良くなるインテリア&リフォーム
年収300万でも持てる味わいのある家 土日で完成!
小さな空間の整え方 すべて写真で見せます!
庶民に住み継がれた英国コテージに見る
小さいけれど贅沢な家
・小さな家を手際よく管理する
・狭い部屋こそ60年代の家具
・本棚で防音効果を
・古い家具をひとつだけ加える
・2色使いで狭さスッキリ
・究極の万能家具は木箱
・大物収納は高さを利用
・ロンドンの贅沢な極小フラット
・節約ハンドメイドでクラッシックな部屋作り
・立て替えかリフォームかは、地盤次第
・私のリフォーム1万円の納屋からマンションの庭まで
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ページをめくるたび、ため息が出るほどにうっとりとする美しい写真の数々。そこに写る空間は、ただ整えられただけの無機質な美しさではなく、暮らす人の体温や歴史がじんわりとにじみ出る、最高に愛おしい場所でした。この一冊は、まさに私が心の奥底でずっと求めていた理想の暮らしの形を、鮮やかに教えてくれた気がします。
世の中にはホテルライクな、生活感の微塵もない洗練されたインテリアがあふれています。もちろんそれも素敵ですが、どこか万人向けに作られた記号のような美しさを感じてしまうこともありました。でも、この本に登場する家は違います。自分の大半の時間を過ごす場所なのだから、その人らしさが自然とにじみ出てくるようでなければならない。自分が心から好きなものだけで固められた小さな家こそが、本当の意味で贅沢なのだと気づかされました。
イギリスにはコンパクトな家が多く、世代を超えて住み継がれながら、自分たちの手で居心地の良いように改装し、常に空間を更新し続けていく文化があります。家具をひとつ迎えるにも途方もないこだわりを持ち、作れるものはDIYで仕立て、リサイクルショップやオークションを賢く、そして心から楽しみながら活用する。決して裕福な人ばかりではなく、それぞれの暮らしの中でワインの木箱をさりげなくリサイクルして使ったりするようなリアルな生活の知恵が息づいています。その等身大の工夫に触れたとき、どこか親近感が湧くと同時に、ものとの向き合い方の豊かさに深く心を奪われました。
これまで私は、暮らしを整えるために「どうやったら物を捨てられるのか」「片付けの基礎はどうあるべきか」という、いわば手放すための本をたくさん読んできました。少しずつ手放す判断ができるようになり、自分のなかの余白が生まれてきたこのタイミングで、この本に出会えたことは本当に幸運だったと感じています。ただ物を減らすだけではなく、ここから自分の理想とするインテリアのイメージをしっかりと固め、愛おしい空間を育てていくこと。そんなこれからの暮らしの楽しみを教えてくれました。