【感想・ネタバレ】北斎漫画入門のレビュー

あらすじ

葛飾北斎が55歳から刊行し、江戸のベストセラーとなった『北斎漫画』。著者の浦上氏の本業は東洋古陶器を扱う古物商。しかし、18歳で初めて『北斎漫画』を購入して以来、その魅力にとりつかれ、現在までに約1500冊を蒐集、質量ともに世界一のコレクターとなった。そんな浦上氏が、『北斎漫画』の見所を徹底的に解説。北斎の何がジャポニスム画家を魅了したのか、幕末に活躍したシーボルトも北斎コレクターだった? 初摺と後摺はどれほど違うのか、など思わず引き込まれてしまうディープな世界に誘う一冊!

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Posted by ブクログ

飾 北齋、宝暦10年(1760〉? - 嘉永2年(1849)が1814年に初篇を出版し亡くなった後の1878年に15編が出された北斎漫画。
その概要・経緯と絵の本質について世界一の北斎漫画コレクターの著作
北斎漫画への敬愛と深い理解が満ちている。
森羅万象を描いたと誰もが認める北斎を理解するに漫画を知ることは必須だろう。図版が多く、北斎漫画を楽しみながら北斎を同時に理解できる好著。

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2019年12月19日

Posted by ブクログ

すみだ北斎美術館で鑑賞した際、肉筆の凄さにも圧倒されたのだが、それと同じくらい印象に残ったのが北斎漫画。
全部で十五篇にも及び明治期まで刊行されたボリューム。
著者は古美術商でありながら、北斎漫画のコレクター。学術的な読み物とは違って平易な解説で楽しめました。
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2019年10月19日

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