あらすじ
人気ロックバンド、ポルノグラフィティの新藤晴一が描く
青春ロック小説の傑作!
ポルノグラフィティのギタリスト・作詞家として活躍する著者が、
2010年の小説家デビュー以来、待望の第2作目を上梓!
舞台は、著者が長きにわたって身を置く音楽業界。
メジャーデビューを目指して奮闘する
ロックバンドのベーシストを主人公にすえ、
ロッカーたちの生き様を追いかけた本書は、
細部にまでリアリティが宿るロック小説の傑作!
運命をともにするメンバーたちとの人間関係、
デビューにかけるひたむきな想いや葛藤、
成功を夢みる男たちの欲望……。
彼らの未来のカギを握るのは、いったい誰なのか?
この出来事は、伝説となりうるのか?
夢か現実か?
一気読み必至の青春グラフティ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
新藤晴一さんの2作目。
読み始めはワクワクしながら読んでいたが、途中から少しづつ停滞し始め、なかなか入り込めなかったが、最後は一気に読み終えた。
ロックバンドがデビューを夢見て、メンバーの脱退やメンバー同士の葛藤、事情をかかえたメンバーの救出を経て、絆を深めて行く。
晴一さんの経験だったり、自身の思い入れだったり、周りのバンド関係者を見てきた中から、想像を膨らませて書いているのかな、って感じがした。
ギターやロックバンド経験者には、すごく共感出来る部分が多いと思うけど、専門用語が多くて、聴くだけの音楽ファンの自分にとっては、何の事だか分からない部分が結構あった。
けど、ちょっとした小ネタやダジャレ的な要素もちょこちょこ入れ込んでいるので、晴一さんらしさも感じられて、ロックを熱く語りたい。そんな思いが込められている気がした。