あらすじ
本書は、Think ITの連載記事「これからの『SIer』の話をしよう」の内容をまとめ、加筆して書籍化したものです。日本のIT産業では「SIer はもう消える」「SI ビジネスの終焉」など、かれこれ20年ほど前からそんな声がよく聞かれてきました。本書ではSIerに所属する多くのエンジニアに向けて、「これからのSIerのあるべき姿」を開発者出身の経営者である著者の視点から解説しています。
【本書の特徴】
・エンジニア、経営者としての経験を基にした解説が参考になる
・現在のSIerが抱えている課題とその解決法がわかる
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
SIerは常駐での労働時間に応じて安定的な利益を得ている。
SIerは日本での傾向。
SEは勉強し続けなければならない。新しい技術は次々と出てくる。
セミナーや外部コミュニティへの参加で、社内で得られない知識を身につけよう。
Posted by ブクログ
崩壊するだの死滅するなどと叩かれているSI業界に救世主が登場!少なくともユーザ企業はSI企業が不在ではビジネスを進めることはできなくなるので、自信を持ってビジネスを推進していこうと呼びかけるも、悪いところは改めよと啓蒙するのが本書です。
重要なのはエンジニアを育てることであり、より大きな成長を促すためには会社も成長する必要があるということです。その為の施策については、弊社でも既に行なっていることや、行なったものの失敗したこと、そして未だ行なっていないことなど色々書かれていて、考えを新たにするヒントを頂きました。
退職率を下げるために、退職者にはなぜ退職するかのアンケートを取るとの一節がありました。まさかこれをすぐ使うことになるとは思いませんでしたが。。。
とても勉強になりました!中小零細SI企業経営者必読です。