あらすじ
チームを動かすのは「テクニック」だ。
現場のリーダーに必要なスキルセットをぎゅっと詰めました
【スモール・リーダーシップとは…】
・カリスマやイノベーションに期待するのではなく、現実的な解決策を探る
・チームをどんどん動かし、仕事を停滞させない
・チームとして「学び」を得ることを重要視する
・指示するよりも、メンバーの自主的な行動を促す
【こんな方におすすめ】
・初めてリーダーになった人(3~8人程度の小規模なチーム)
・チームの売上や進捗をうまくコントロールできない人
・部下を育てたいと思っている人
・チーム内で意見が対立して悩んでいる人
・PDCA、進捗管理、問題解決などの具体的手法を知りたい人
・身の丈に合ったリーダーシップを身につけたい人
【内容紹介】
かつてのリーダー像は、部下をぐいぐい引っ張っていく、
いわば「支配型」のリーダーでした。
しかし、リーダーが忙しかったり、不在だったりしたときに、
他のメンバーが何も決められないようなチームでは、
変化の速い今の時代には対応できません。
また、軍隊のような厳しい統制は、現代の職場にはそぐわないでしょう。
そこで、小規模のチームをどんどん動かしながら、
メンバーを尊重し育てていくリーダーが求められています。
このようなリーダーには、会議をまとめ、多様性を生かし、
対立を解消し、メンバーの行動を促す「技術」が必要です。
本書では、リーダーとしての考え方はもちろん、
論理的思考、ファシリテーション、図解術、
プロジェクトマネジメント、PDCAなどを活用して
チームをゴールに導く方法を解説します。
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
"今までのリーダーシップとは違う" という内容ではなく、現代のリーダーに必要な考え方や行動を "あらためて" まとめました、的な本ととらえる方が良いと思いました。
Posted by ブクログ
極めて実践的な本。
他の本にあるような崇高なリーダー像、マネジメント手法を描くのでは無く、チームリーダーレベルで少しずつ現場に取り入れる事が出来るように意図されている。
Posted by ブクログ
1,2,7章が個人的にはまった。
早く行くためには1人で、遠くに行くためにはチームで、を実践するための考え方、具体的な行動について丁寧に説明しています。
リーダーが決めてくれない、メンバーが考えてくれない、とお互いが思っている状態がやばい、というのはささった。とにかく言語化する、ちゃんと考える時間を取ることが大切。
Posted by ブクログ
リーダーリップについて書かれた本は多くありますが、どちらかというと経営に近い職層の方を対象にしたものや比較的大きな・大人数の組織を束ねる人を対象にしたものが主流な印象があるなかで、この本はいわばリーダーの底辺にいる人たちを対象にしたものになっています。いってみれば”リーダー”の中でも最大多数の人たちに向けて書かれた貴重な本であるといえます。内容も日常的な業務で発生しうる課題にフォーカスしたものになっており、リーダー必読の書だと思います。
Posted by ブクログ
誰しもチームで仕事をしたことがあると思うが、リーダーに限らず、チームで成果を出すために、明日から簡単に実践できるテクニックがつまっている。
著者が実際に経験したことベースで書かれているからこそ、読みやすい。よくある、理論だけのリーダーシップ本とは一線を画している。
仕事で困った時の「お助け辞書」としても活用が可能だと思う。そのくらい現場ですぐに使えるものが詰まっている。
Posted by ブクログ
「言葉」を大事にする、という姿勢はよく分かるし好感が持てる主張で、自分も近似値でもいいから言語化して伝えようとする努力の中から得られるものがあると常々思っている。
「思考を晒す勇気」「間違いを受け入れる謙虚さ」「自分の心の揺れに気づく」などあらためて内省の材料になる部分もあった。
それと、和智さんは、訳本より自らの言葉で語る文章の方が向いている人だな、と思った。
Posted by ブクログ
リーダーを任された。今後任されるようになりたい。そんな人なら読むべき本である。必要最小限のことはすべて触れられている。
「お前がすごいのはわかったから、チームですごいことをやれ。」これは筆者が当時勤務していた会社の社長から言われた言葉。本書はそれに答えた内容になっている。
書いてある内容は定石。悪く言えばありきたり。しかし、上記の流れがあっての展開になっているので違和感なく読める。こういう本あるあるだが、けっこう忘れてしまっていることも多い。自分の気持・モチベーションを上げるためにも良いだろう。