【感想・ネタバレ】天井裏からどうぞよろしく2のレビュー

あらすじ

監視対象だった皇帝陛下に見初められ、皇妃候補となった元密偵少女。結婚式ももう間近。自由奔放な先帝夫妻もやってきて、王城はいよいよにぎやかに。そんな折、ふと明かされた帝国と北の連邦国との過去の因縁。時を同じくして、連邦国をめぐる陰謀が少女の周りでも蠢き始める! そして突然牙を剥いた敵に、少女の取った行動は――? 天井裏の中高年(オヤジ)密偵達も大活躍! 可愛くて、ちょっとおかしな溺愛ラブストーリー!

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天井裏が騒がしく愉しい

大好きな作家さんなので、
一巻、二巻とも夢中になって読んでしまいました。

この作家さんの主人公は皆前向きに懸命にがんばっている。
何かしらの哀しみを抱えながらも。

しかも背景や世界観がきちんとしているので
臨場感あふれ、すぐに物語にどっぷり浸れる。
例えどんなに突拍子もない事があっても。

別の作品でキッチンカーごと異世界に突っ込んだのも
(しかも運転が下手くそ過ぎ)おもしろかったし
今回は屋根裏の爺さんズ(密偵ズ)が最高!
落ちこぼれ子竜の縁談シリーズもそうだったが
ヒロインが明るく頑張り屋で周囲をどんどん
明るく柔らかにかえていく。

それを目の当たりにした対するヒーローの
大丈夫か?と心配になるほどの溺愛っぷり。

様々な不穏、不安、この頃の寒さ、まとめて
吹き飛ばすほどに笑えて泣けます。
お薦めです。


0
2022年12月14日

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