あらすじ
平日は冴えない保険営業、週末は天才陰陽師のオカルト×お仕事ストーリー、第二弾!
小笠原真備はお人よしな性格のせいで中々成績が上がらない生命保険の営業マン。
だがその正体は武蔵野を中心に人知れず悪霊調伏をする、稀代の天才陰陽師だ。
真備は上司・前橋のマネージャー査定が危ういと聞き、気合を入れて営業に励む。
早速、真備は以前、生霊化から救った桜子の紹介で、保険を見直したいという平山家を訪れる。保険契約についてはスムーズに話が進んだが、ある霊能者の話題になった途端、桜子の体調が悪くなる。
実は平山夫人は邪教霊に取り憑かれかけていて――!?
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Posted by ブクログ
保険の営業マンと陰陽師。全く違う2つの顔を持つ真備の話。どちらの仕事をしているかで、雰囲気が変わるのが楽しい。どちらの時も優しい感じは変わらないけれど。桜子との関係はかなりスローペース。真備の鈍感さはかなり強力だから、周りを巻き込まないと難しいかも。と思いつつも、桜子を応援したくなった。
Posted by ブクログ
保険の解説勉強になります!自分の保険契約の時、確かにそんな話聞いたなぁ〜、と思いながらも、今の今まで思い出さなかった。真備強すぎ、少しはピンチにならないと逆に詰まらないような。桜子の気持ちにイマイチ鈍感な真備君、陰陽師の時とギャップを感じてかわいい。
Posted by ブクログ
週末陰陽師シリーズの2冊目。
1巻目が面白かったので購入。
相変わらずこのシリーズは勉強になります。
夫が亡くなった場合の家庭の支出はそれまでの約7割になるとか、普通に働いている場合どの程度の入院費が出るように設定するとよいのかなど、本書を読むだけで保険についてかなり詳しくなります。
自分は遺族年金とか初めて聞きました。
あと、外資系の会社の内情とかについても知れるので面白いです。
結構びっくりしたんですが、マネージャーが査定で降格して事業所解散とかあるんですね。
ストーリーは前回の続きで、桜子の紹介案件で話が進みます。
本書は大きく2本の話が入っていますが、それぞれテイストが違っていて1冊で2度楽しめます!
個人的には、1巻では影薄めだった式神の梨華が微妙な距離感のいいキャラを出してきたのが面白かったです。
1巻では語られなかった設定とかも徐々に出てきてますが、ただまだまだ全部は出し切っていない感じがあって、2巻目でも全然勢いが衰えないので今後も期待!