あらすじ
『アオアシ』作者が描く感涙の映画撮影譚!
累計100万部突破の大人気作『アオアシ』の小林有吾最新作!
主人公は高校の映像研究部で監督・脚本をつとめる「映画バカ」恩田キヨハル。
その無邪気なまっすぐさは、「傷」を抱えた人たちの心を揺さぶり、魅了していく――
魂を抉り、爽やかな涙が溢れるヒューマンドラマ。
感情タグBEST3
1巻だけやん、とか思ってると…
この作品は4話(+今作の製作秘話漫画)で構成されており、それぞれとても読みごたえがあります。ネタバレは避けたいので書きませんが、内容は流石というか、やはりしっかりしてます。1巻完結なの知らなくてなぜ打ち切られたんだ…とか的外れなこと思ってた程です。映画分野に興味も持てます。
あとサッカー好きアオアシファンとしては今まで気付けませんでしたが、最初の数ページでこの方の絵も並みでなかったんだと気付けました。知らない分野の、まだ話が進んでいない段階で既に面白く感じるんですよ。キャラの躍動感や狂気、凛とした佇まいですかね。個人的にここまで絵に惹かれるのは石田スイ先生以来です。ざっくり経歴を見たこともありますが脱サラなとことかも、なんか良いですね。
1巻で完結する漫画に金を使うなんてよほどのファンでないと普段はしませんが、アオアシで8割刺さってたところにこの漫画がとどめ刺してきた、というかめり込ませてきた感はありますね。買う価値はあるというかもっと高くても良いくらい面白いです。アオアシ好きな人とか凄い良いんじゃないですかね。