あらすじ
「人脈は広げない」「予習をしない」「手柄は部下に譲る」…。
ずるくゆる~く働いて、なぜだか、どんどん成果が上がる!
大富豪の華僑が実践する最強の仕事術を、こっそり伝授
本書の著者は、5つの会社の代表を務めるかたわら、ベンチャー投資や不動産投資なども手掛けるビジネスパーソンです。大城氏はかつて、外資系金融機関や医療機器メーカーに勤める普通のサラリーマンでした。けれど、ある人物との出会いによって、人生が一変します。
日本で大きな成功を収めた華僑のある大物、「ボス」。大城氏は、このボスに師事し、彼の下で修行してから起業し、わずか1年で年商1億のビジネスを展開するようになりました。
この華僑の「ボス」が大切にしていたのが、中国古典でした。日本人にとっては、学問のイメージが強い中国古典ですが、世界中で成功を収める華僑たちは、この中国古典からビジネスのヒントを生かして、商売を大きくしています。そしてこの中国古典には、企業の中で働くビジネスパーソンにとっても、「最強の仕事術」になり得るヒントがたくさん宿っています。
本書では、著者の大城氏が華僑のボスから学んだ最強の仕事術を惜しむことなく伝授しています。
目立たず、競うことなく、頑張らず。華僑の教えを生かして、ずるく、ゆる~く、働いていても、気がつけばライバルと差を付け、仕事で結果を出して、出世している――。こんな魅力的な華僑の最強の仕事術を1冊の本にまとめました。是非、ご覧ください。
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Posted by ブクログ
著者の書き物は日経ビジネスオンラインで知った。
なるほどなと思うことも多かったので、本書を購入した次第だ。
書かれている事は、よくある自己啓発書のような形ばかりのものではなく、実践しやすい感じで示唆されている。
生産性を上げるには、まずは止める事。これは、そうだし、新しい話ではない。そして、コミュニケーションをとることだ。とある。これは、目が覚めた。なるほど。コミュニケーションを上手くとっておき、良好な関係を構築しておけば、無駄な説明や衝突は最小限に抑えられ、短時間で成果物は出来上がるだろう。
その他の示唆する内容も、コミュニケーションが大事だと言うことが多い。うまくコミュニケーションをとるためには、競争相手に花を持たせよとか、けんかするな、とか。
また、事前のQAなどにも手をかけるな、ということだ。それは、いくら手をかけても、想定外のことは必ず起こるし、それと、やはりとっさの返しなど、経験をつむのがよいとのことだ。
何かと参考になることが多かった。これから会社人生を始める方などが読むのもよいが、ある程度、社会のこともわかってから、30代の方が読むのが、一番、実践できることが多い気がする。