あらすじ
侯爵のバロンと結婚したマリエール。彼女は、夫から冷たい言葉をかけられ、初夜も仕事を理由に拒否されてしまった。さすがに落ちこんでしまったけれど、このままではだめだ! なんとか距離を縮めようと彼女が執務室へと向かったら――冷たい夫が可愛い兎になっていて!? 呪いのせいで夜は兎になってしまうことを必死に隠そうとする旦那様と、結婚初日に秘密を知ってしまったことを隠している新妻のほんわか新婚ラブファンタジー。追加エピソード+番外編を収録して書籍化!
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Posted by ブクログ
高校生の時にネットで読んだ時から大好きなお話です!
可愛い。もう、ひたすらに可愛い。電車の中でニヤニヤしてたので、マスクをしていて本当によかった…
まず、表紙と挿絵の可愛さ。マリエールもバロン様も、私が想像していた通りでした。そしてジイのカッコ良さ!
登場人物たちも可愛くて、ずっと印象に残っているのは、バロンが自分もマリエールを愛称(マリー)で呼ぼうと思って「ま、ま、ま、ま」と繰り返しているところ。
恋愛のお話を読んでいると、「この人は相手のことをどのタイミングで好きになったんだ?」となることが結構あるのですが、このお話はそういうところがなく、しっかりしているので読みやすかったです。
ただ…誤字の多さ…
1番驚いたのはマリエールと御者の会話で、マリエールが友人の泊まっている宿まで馬車で送ってもらった時に「お昼頃に迎えに来てもらってもいいかしら」って言った6行後に「かしこまりました。(中略)どれくらいで迎えに来ましょうか」「ではお昼前にお願いしようかしら」って会話をしているところ。ここを読んだ時は1分くらい考えてしまいました。そのかしこまりましたは、何に対してのかしこまりましただったの?
Posted by ブクログ
政略結婚をした相手が夜、うさぎになる。いや、マリエール、さらっと受け入れすぎでしょう!と突っ込みを入れたくなった。確かにかなり可愛いけども...。こんな可愛いうさぎと同一人物(?)だと思うとバロンも段々可愛く見えてきた。特にあわあわしているときが。
お互い大切なのに、大切にしすぎてすれ違っていくのを見るのはヤキモキしたけれど、今後はきっと楽しく暮らしていくんだろうな。という幸せな想像ができる話だった。