あらすじ
ポンポさんは敏腕映画プロデューサー。映画の都ニャリウッドで日夜映画製作に明け暮れていた。ある日アシスタントの“映画の虫”ジーンはポンポさんから突然「この脚本は君に撮ってもらうから」と監督に指名され!?
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全てのクリエイターに贈る、“創作”の狂気と感動を描いた一大ヒューマンドラマ!!
マンガ大賞2018で10位入賞!
pixiv上で65万ビュー突破!!
アニメ映画化も決定し、ポンポさんの快進撃は止まらないッ!!!
舞台は映画の都ニャリウッド。
ある日、敏腕プロデューサーのポンポさんは、アシスタントのジーン君を監督に大抜擢!
根暗で映画オタクなジーン君だったが、自身の夢を叶えるために映画制作を決意する…!
このマンガの魅力は、映画オタクなジーン君がポンポさんという良き理解者に出会い、己の才覚を成長させていく王道的面白さにあります。
このジーン君は、自身の「好き」をエンジンにして、ドンドンと映画制作にのめり込んでいきます。
その様はまさに「狂気」であり、だからこそ常軌を逸した「作品」を生み出していくのです。
また、随所にキャラクター自身の美学・信条の基づいたビリビリくるセリフや息を吞むほど感動するシーン、思わずニヤリとする小話やコラムがあり、読んでいるうちにドンドンと読者をポンポさんワールドに引き込んでいきます!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
期待通りの紙媒体化!
見開きで「あのシーン」を見れる迫力!!
pixivで無料公開されていたweb漫画の書籍化。
「無料で読めるものをわざわざ有料で買う必要があるのか」って問われれば、「そりゃあるよ」。
詳細に理由を答えれば、冒頭に書いてる「あのシーン」を本として見たいって気にさせるからですよ。原作が。で。実際にグッときます。何度も読んだから、どこでそのシーンがくるのか分かっていても息を飲んじゃう。楽しみにしてたから。
ただ、元々このサイズ(A5版)を想定していなかったか、もしくはwebで読む場合の最適比として描かれていたからか…理由は分かりませんが、上下のスペースに空白があります。勿体ないなぁと………あ、いやこれ、シネマサイズってことか? だから段々違和感なくなっていくの…?(ぶつぶつ)
書籍化の云々はこれくらいにして、作品の中身については…やっぱり面白い。
ある意味、「現実はこんなんじゃない」という事情通の批判は免れない展開ですが、裏を返せばエンターテインメントとしてこうじゃなきゃならない、っていう王道を貫く実に気持ちのいい物語。
更にそこに「創作の狂気」を加味している所がこの作品の最大の魅力。
そう、この話の登場人物は誰も彼もおかしい。
「そうじゃない人」から見ると常軌を逸してる行動、価値観がどのキャラにもあります。ミスティアさんは割と真っ当な方ですが、それでもサプリと栄養ゼリーを主食に孤独なトレーニング漬けの日々とか…常人ではない。
映画を作る、誰かの人生を表現する…そんな事に憑りつかれてしまった人たちの生活が…実に魅力的というか、ピンとくるものがあるのですよね。
流石にジーンほどのトリップはかなりアレですが…w
で。
書籍として買うメリット。描き下しですが…。
最高。ホント最高w
カバー下なんて最高過ぎて…これぞ「創作の狂気」だわw
Posted by ブクログ
まあ、こんな世界はないのだろうと分かっていつつもあこがれる世界。
ファンタジーなんだけど、こういう世界であってほしいなあと言う願望交じりで。
割と外れの方の映画ばっかり見てるので、ここで挙げられてる作品殆ど見た事なかったりですけど、今度色々見てみたいなあとか思いました(探偵映画の時もそんな事を言ってたような……。
Posted by ブクログ
泥を煮詰めたような薄暗い情熱が立ち込めていて素晴らしい 一生逃れられないと思うほど好きなものがあるマニア、オタクであれば読むべき一冊
ポンポさんの好きな映画、セッションのようなキメにキメたラストシーンが最高にイカす