あらすじ
『COMIC X-EROS』の巨魁・縁山の単行本第3弾! 5万円分の500円玉を想像上のATMにブチ込むめる子と銀河の平和を守るユニコドールに入れ込むゆきえ、そして授かったワニの手で世界を混沌の渦に投げ込むあてな―1ミクロンもブレない“かしましトリオ”がわちゃわちゃする巻末ゆるノリコミックが遂に大団円。同日配信の電子コミック『えくすとらめる子』と合わせて楽しみたい1冊です。
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Posted by ブクログ
最終巻。
成年向け漫画雑誌の巻末、及び読者ページに掲載されていた、全年齢向けギャグ漫画。
読み終えてもまだ、もう一冊、デジタル配信限定のおまけ本(『えくすとらめる子』)があるとはいえ、読後感は寂しい。ストーリー漫画でなく、後も先もない日常を繰り返す、益体もないギャグ漫画だからこそ、感じる淋しさなのかもしれない。何かの大きな節目も意義もなく、すっと終わっていくから、違和感のようなものを覚えてしまう(オタク向け漫画のノリが持つ、独特の親密さもそれを助長しているかもしれない)。
最後まで、メタや哲学、カートゥーン・伝説・古典アニメを参照するネタがいちいち面白く、キャラクターにも皆、可愛らしさや妙な存在感を感じさせられた。