【感想・ネタバレ】黒猫シャーロック ~緋色の肉球~のレビュー

あらすじ

大学生になって、アパート「Bコーポ」二○一号室で一人暮らしをはじめた僕は、入学式の日、彼と出会った。パイプのように曲がったシッポをもつ、真っ黒な毛並みの猫。孤高を愛し、クラシック音楽に浸り、ときどきコカイン(マタタビ)もたしなむ彼こそ、天才的な観察眼と推理力で難事件を解決する猫の探偵――シャーロック。これは、そんな猫の彼と人間の僕が、まるでホームズとワトソンのような絶妙なコンビネーションで奇妙な謎に挑む、風変わりなミステリーだ。

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Posted by ブクログ

冒頭の出来事が悲しすぎてくじけそうになったけれど、黒猫「シャーロック」との出会いで一気にテンションアップ。
本家シャーロック・ホームズへのオマージュたっぷりなのも楽しい。
アパートの部屋番号や大家さんの名前にもニヤリ。
「あの女」も登場とは嬉しいねぇ。
猫サークルの「犯人」。あのままでいいのかなぁ。その後が気になる。
でも、最後はああなって本当によかった。
うんうん、そうでなくっちゃね。
彼らの活躍を描いた続編があればいいのだけど、今のところ1冊で完結の模様。残念。

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2024年03月17日

Posted by ブクログ

黒猫のシャーロックと大学生の綿貫君の日常ミステリー。
もちろんシャーロックはかの名探偵ホームズから来ているので、猫ちゃんが探偵役だ。
各話のタイトルも本家のオマージュになっている。

それにしても青年が猫の言葉が分かるという設定は、なんですかコレ、猫好きには究極の願いではないか! そんな能力僕も欲しい(^ ^)

物語的には綿貫君の飼猫に対する想いの解決から、猫好きの女の子との親しくなっていく過程、そして最後のシャーロックと暮らすことになるくだりまで、一巻で綺麗にまとまっていて、読み終わってホッコリ、スッキリした。

彼らのその後も読んでみたい。

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2019年07月20日

Posted by ブクログ

「猫と言葉を交わせたら」というのは、猫好きなら誰でも一度は考えることかも知れない。実際にわかってしまうと、もっと生々しいことにはなると思うけど。
まぁ、難しいことは考えずにさらっと読んでしまえばいい小説です。

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2017年10月05日

Posted by ブクログ

猫好きで、シャーロキアンの気があれば手に取らずにいられようか。緋色の肉球とかタイトル可愛すぎる。
とにかく黒猫のシャーロックがひたすら格好いい。
内容も、まあいいんじゃないか。ゆるめ軽めで。
猫好きはもちろん、小学生にも薦められる。
動物もので悲しいのはイヤなのだが、これはそんなことはない。
一日でさらっと読める。
ただ、ひとつ言わせてもらうが、猫は獲物を狙うとき、瞳は縦にならず、黒目がちになる。
初歩だよ、観察眼が足りないよ、ワトソン君。

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2017年07月29日

Posted by ブクログ

大学生になって家を出た大部分の理由は
飼い猫が死んでしまったため。

猫の言葉が分かる、というのに…と
後悔し続けている1話目。
出会った黒猫のおかげで、よかったね、な
最後が分かったわけですが、この時点で
うっかり泣いてしまいそうな、想像状況。

からの、2話目の驚き。
その選択は分からなくもないです。
むしろ、最初そっち方面で排除? とか思ったら
それでは理由として使えない、貸し借りが発生、で。
楽な方へ流れるのは当然ですが、もしもこれ
それでも居続けたらどうするつもりだったのか。
あちらにもこちらにもいい顔をしたい、という
八方美人が出てきてます。

3話目は、まさかの昔伏線が。
一体どれぐらいの感覚で、うろついていたのか、を
聞きたいものがあります。
彼の威厳はなくなってしまったようですが
それはそれで親しみやすい?
馬鹿にされない猫関係を築いていたら
大丈夫かと…w

4話の三毛猫は分かりやすかったです。
これは猫が好きなら、もしかして? と
すぐ分かる問題。
夫人もさらっと言ってましたし。
しかし犯人は一体どこへ連れて行くつもりだったのか。

そして5話目。
ここまで知り合った猫達が頑張っている、状態。
一度信じられない、と思ったら、もう一度と言われても
積み上げるのにはかなり時間がかかります。
それでも…でしたし、最後のあの猫の集まりに
すごいなぁ、と。

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2018年07月17日

Posted by ブクログ

猫と会話ができる大学生と、謎解きをしていないと退屈でたまらない黒猫。ホームズに絡んだ小ネタも楽しい。人間と同じしゃべり方の猫もいれば、合間に「撫でて撫でて」と甘えが入る猫もいて可愛い。

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2018年04月10日

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