あらすじ
今は「聞いたことがない。これは何をするんだ!?」と思うような仕事が、10年後には普通になっているかもしれません。
人工知能に仕事が奪われるなどと言っている場合ではなく、今も、世界で新しい仕事が生まれています。
本書は、実際に動き出している新ビジネスから、意外なアプローチで世界を変えようとしている事例をピックアップ。採用されている技術や、起業家のビジョンを紹介し、私たちの未来の姿、新しい働き方を描いていきます。
Google検索やiPod、iPhoneのように、最初はただ意外に思えたものが、大きく世界を変えていきました。本書で紹介する事例にも、世界を変えてしまうものや、あなたが世界を変えるためのヒントがあるかもしれません。
現在の仕事が今度どうなるか不安を感じている人、将来のキャリア設計を考える人の必読書です!
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Posted by ブクログ
新規事業探索のヒントに、と手に取った。SXSWというイベントで発表されたものがメインで紹介されているが、米での多種多様、自由なアイデアの多さとスケールに驚いた。
培養肉は当初感覚的に拒否反応を感じたが、将来の食糧危機への備えや環境負荷が小さい点から検討が必要だと感じた。その際、培養肉のブランド化や適した料理研究など記載のとおり盛んになると感じた。また、移動農場「テラファーム」など食糧危機を解決するスケールの大きな話に驚いた。
また、ブドウの樹液流量を測定するセンサの話が印象に残った。「機械任せにすることで自ら考え工夫する余地がなくなり仕事のやりがいや愛着が薄れることを危惧する」の部分は、今後AIやRPAなどが進む世の中で自分が抱いていた不安に通じると感じた。