あらすじ
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「どこにつくる？」「どんなかたち？」ポポくんと友だちは、木の上にひみつきちを作ることにしました。材料をあつめてはこび、骨組みになる木をむすんで、入口と窓枠を作って……最後に扉をつけたら、完成です！ みんなの名前の頭文字をつかって「ぞうとぶわきくぽ」という合言葉をきめました。ポツポツポツ……雨がふりだし、ひみつきちのまわりはあたり一面水浸しになりました。すると、「ぞうとぶわきくぽ～ぞうとぶわきくぽ～」と声がきこえ、あり、かめ、かえる、ねこがながれてきました。ポポたちは、ひみつきちの上にお友だちの家も作ってあげました。本書は、著者がツリーハウスを作られたことから企画が実現しました。ツリーハウスに入ると、子ども達の日常に起きていることでも、特別に感じられます。ポポくんたちも、ひみつきちに入って、おやつを食べたり、水や風の音を聞いたり、木の匂いを感じたり……。五感を刺激して好奇心が芽生える絵本。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ポポくんのシリーズ、今回はひみつきちを作ります。仲間のどうぶつたちのひみつきちだけでなく、途中から加わった新しい友達たちの秘密基地も追加して。合言葉はこのシリーズの他の絵本にも登場した言葉。親しみやすいカラフルな絵と子供の想像力を膨らませる良い絵本だなと思います。
Posted by ブクログ
かばのポポくんが友達と一緒に秘密基地を作る話。
【ママ評価】★★★★
子どもたちで秘密基地を作るというワクワク感たっぷりの絵本。
子どもって秘密基地が大好きだよね。
母も子どもの頃に秘密基地っぽいものを作ってめちゃくちゃ楽しかった記憶がある。
記憶に残るほど楽しかったんだろうな。
合言葉で秘密基地に入れるというのもお決まりの楽しさ。
そんな子どものワクワクがそのまま詰まった作品。
デフォルメされた動物たちが可愛らしく、色合いも明るくて良い。
シリーズで読んでみたい。
【息子評価】★★★
まだ秘密基地も合言葉もわからない息子。
けど、たくさんの動物たちがわちゃわちゃしてる楽しさは伝わったみたい。
もう少し成長したら友達と遊ぶ楽しさがわかってくると思うので、その頃にもう一度読んでみたいな。
3歳2ヶ月
Posted by ブクログ
あいことば
の作り方が頭文字をとるということで
一緒に文字をおいながらよみました
最後に木の上にできた
かめさんやありさんの基地や
ブランコや滑り台も夢があって素敵
Posted by ブクログ
ポポくんが友達と力を合わせて作り上げた大人顔負けのツリーハウスにワクワク。
合言葉の看板はご愛嬌。中で遊ぶだけじゃなくて、そこでみんなと一晩過ごすのも子どもの夢だなぁ。童心に帰って心が踊った。外は大雨で水浸しだけど、中でいただく温かいお茶とビスケットに気持ちがほんのり暖まる。
雨が上がって夜がきて青紫の背景に浮かぶお月様の下の秘密基地のシルエットと水に映る月明かりがしんと胸に沈んで印象的。
増築したり、すべりだいやブランコが付いたり、どんどん手を加えられて進化していく姿はまさに「ひみつきち」。
3歳10ヶ月の息子はポポくんのひみつきちも気に入っているようだったが、最後のページに載っていた作者さんの実在のツリーハウスに興味津々。
