【感想・ネタバレ】摩擦ルミネッセンス 2巻のレビュー

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Posted by ブクログ 2018年12月02日

まるでゲームやバラエティ番組で出てくる、あの大岩が転がってきてなす術なく踏み潰されるようなカタルシス。あいすこと、触れ合うこと、想うこと、光を感じること。誰もが自由で、生きる道を誰かに支配されることはなくて、そんなことも全部全部、「知ってます」。そう、知っているんだ。小さな確かな感情が、最後の最後に...続きを読む大波となって押し寄せる新たな傑作。最後にキスしようとする瞬間の、アレ、あまりにも上手くて背中をよじって身悶えた。二宮ひかる、やっぱりとんでもない!/だいぶ特殊で、なのにとっても普遍的。これでいて二宮作品としては「まぁまぁ上」程度くらいに感じなくもないので、やっぱりモンスター級の作家だ、この人は。

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