【感想・ネタバレ】摩擦ルミネッセンス 2巻のレビュー

あらすじ

「大切なひととどうなりたい?」溺愛の行き着く果てーー。姉弟愛を描ききった意欲作、完結! 肩寄せあってひっそりと二人だけの世界で暮らす姉と弟。そのいびつさに気づいてしまった男は…!? お互いに深く依存しあう八代きょうだいを怪訝に思いながらも、姉・幸子との交際を続ける久本。しかし、姉弟が住む古い一軒家の修理をきっかけに三者のバランスが崩れていき…。

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Posted by ブクログ

まるでゲームやバラエティ番組で出てくる、あの大岩が転がってきてなす術なく踏み潰されるようなカタルシス。あいすこと、触れ合うこと、想うこと、光を感じること。誰もが自由で、生きる道を誰かに支配されることはなくて、そんなことも全部全部、「知ってます」。そう、知っているんだ。小さな確かな感情が、最後の最後に大波となって押し寄せる新たな傑作。最後にキスしようとする瞬間の、アレ、あまりにも上手くて背中をよじって身悶えた。二宮ひかる、やっぱりとんでもない!/だいぶ特殊で、なのにとっても普遍的。これでいて二宮作品としては「まぁまぁ上」程度くらいに感じなくもないので、やっぱりモンスター級の作家だ、この人は。

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2018年12月02日

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