【感想・ネタバレ】箱庭の息吹姫 ひねくれ魔術師に祝福のキスを。のレビュー

瀬川月菜 / 紫真依

触れるものから植物を芽吹かせる、奇跡の力を持つ《リンデンの巫女》ルーレ。彼女はある日、奇跡の力のせいで誰とも触れあったことがないという事実に気づいてしまった！ 人と触れ合いたい。そう願ったルーレは、『世界を滅ぼす』魔術師アンドゥルラスに助けてもらおうと聖域を抜け出したけれど……。出会った彼にすぐさま、帰れと言われてしまって!? 魔術師さまだけが頼りなのです！ 報酬としてどんな薬草や毒草でも育てますので、即お断りなんてしないでください！ 純真な巫女姫とひねくれ魔術師のラブファンタジー。

[rara · ★★★★★]

よき

最初から最後まで美しい詩を読んでいるような物語でした。
これといって悪人というもも居ないのですが、立場上仕方ないのだろうなーという微妙な悪役？のみ。
所々泣かせるとこもあり。
美しい物語で満足でした。
村のお爺ちゃんの「嫁か」が笑えた。

[keikei · ★★★★☆]

幸せ満載なハッピーエンドでした。
若干、報われない人もいますが、まぁアレはアレで仕方ない。
気になるのはヒロインの父親たる国王様の事情はわかったけれど、王妃様はどうしてるんだろうか？

＃ハッピー

[ブクログ · ★★★☆☆]

絵が可愛かった。捨て猫拾いそうな魔術師×天然巫女。
表紙のルーレの服の模様が細かく、可愛い。挿絵とかちょいちょい絵師さんの服への熱を感じたよ(^o^)。

小説は、着地点が良かった。無理に世界を変えようとしてない所もいい。予測出来ず「あぁそういう着地点もあるのか」って思った。

みんなで幸せになろうって言いたくなるED。

余談ですが、１４７ページのアンドゥルラスの笑顔が好き。