あらすじ
全国高校戦争学大会に参加している、埼玉政府首相の三田村涼花(高校一年生)は、河川敷に迫撃砲を設置している部員たちに演説をはじめた。「こ、今回の作戦の目的は、その……東京の勢力圏を荒川から隅田川まで押しやることです。小さな戦いですが……それでも、わたしたちにとっては、きっと……」 興味のなさそうな顔でそっぽを向いている仲間たちを見て、涼花はやけっぱちになった様子で、妙なことを口走った。「べ、べつにいいんです。話を聞いてもらえないのは慣れています。お弁当だって、トイレで食べています。わたし、友達いないから」 そして涼花は大きく息を吸い込み、瞳に眩い光を耀わせた。「皆さん、戦争をはじめましょう」
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Posted by ブクログ
キリのいい終わり方で、1冊のみ。
登場人物と学校が沢山あるし、扉絵で紹介されていないJKが沢山出てきて理解が最初進まない。女の子達 のことをよーく頭に入るようになった中盤以降楽しく読めた。実際に体を動かしてやるオンラインシュミレーションゲームって感じのライトノベルです。不謹慎ともとれる題材に眉をひそめる良識派には多様性はライトノベルの魅力といいつつ作品に出てきた爆弾が落ちない爆撃を食らわせてやりたい。色んな女子高生の、特に八王子の英雄と云われる少女の一人無双や東京のカリスマ女子高生の狂気が爽快な作品でした。 この先の関東編、全国編も読んでみたい。