【感想・ネタバレ】日本人のこころの言葉 千利休のレビュー

あらすじ

わび茶を大成した千利休は、下克上の世を成り上がって天下人になった豊臣秀吉に命じられて切腹する。利休が自刃にいたるその劇的な終焉は有名であるが、利休が生涯をかけて到達したわび茶の本質についてはあまり論じられることはない。利休の茶の湯とは何か、どのようにしてわび茶を確立していったのか、そして秀吉と対立するにいたったか。本書は日本人の美意識の原型といえる「わびの世界」を生活文化史の視点から明らかにする。

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Posted by ブクログ

今まで知らなかった茶の世界。もっと早く知れたらよかった。
人に尽くしていることで、自分自身が成長していく。一方的ではなく、互いに豊かになることが、本当のもてなし。
今日ただ今、今を逃したら、その時間は、もう二度と帰ってこない。

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2024年08月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 夏はいかにも涼しいように、冬はいかにも暖かなるように。炭は湯のわくように、茶は飲みかげんがよいように。これが茶の湯の秘事のすべて。熊倉功夫「千利休 日本人のこころの言葉」、2015.9発行。表、裏、武者小路の三千家に続く千利休。信長、秀吉の時代、茶の湯は政治の一翼を担っていたのか・・・。天正19年2月28日、利休、自刃。

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2023年07月05日

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