あらすじ
≪TVアニメ「文豪ストレイドッグス」放送記念! アニメ描き下ろしコラボカバー版を配信!≫
「やは肌のあつき血汐に触れも見でさびしからずや道を説く君」「みだれ髪を京の島田にかへし朝ふしてゐませの君ゆりおこす」「いとせめてもゆるがままにもえしめよ斯くぞ覚ゆる暮れつ行く春」……燃えるような激情を詠んだ与謝野晶子の第一歌集「みだれ髪」。近代短歌の金字塔をうちたて、多くの若い詩人や歌人たちに影響を与えた作品の数々を、現代語訳とともに味わう。晶子の同時代作品を集めた「みだれ髪拾遺」を所収。
【目次】
みだれ髪
臙脂紫
蓮の花船
白百合
はたち妻
舞姫
春思
みだれ髪 拾遺
解説 野田宇太郎
新版解説 今野寿美
挿絵 藤島武二
<シリーズ累計250万部突破!「文豪ストレイドッグス」シリーズとは!?>
中島 敦、太宰 治、芥川龍之介、与謝野晶子、泉鏡花、F・スコット・フィッツジェラルドなど国内外の文豪のイメージをモデルに擬人化されたキャラクターが、「人間失格」「羅生門」などといった各文豪に関連する異能力を用いて戦うバトルアクションコミックス。
舞台は横浜。孤児院を追われた主人公・中島 敦は、とある自殺志願の男・太宰 治を助けたことから、異能力集団「武装探偵社」に所属することに。やがて、ポートマフィアの芥川龍之介らや、北米の異能力集団・組合(ギルド)との対決が激化していく――!
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Posted by ブクログ
与謝野晶子の歌集ですね。
現代語訳は、今野寿美さん(1952年、東京生まれ)
与謝野晶子の、かなり有名なこの歌集を読むのは始めてです。
二十二歳の第一歌集になりますが、与謝野晶子は余り気に入っていないようですが、発刊されると評判になり、その時代以降の歌人に影響を与えて、一時はブームになったそうです。
椿それも梅もさなりき白かりき
わが罪問はぬ色桃に見る
人かへさず暮れむの春の宵ごこち
小琴(をごと)にもたす乱れ乱れ髪
くれなゐの薔薇のかさねの唇に
霊の香のなき歌のせますな
わかき小指胡粉をとくにまどひあり
夕ぐれ寒き木蓮の花
御袖ならず御髪(みぐし)のたけときこえたり
七尺いづれしら籘の花
わが春の二十(はたち)姿と打ぞ見ぬ底
くれなゐのうす色牡丹
月夜の夜の蓮のおばしま君うつくし
うら葉の御歌わすれはせずよ
おもひおもふ今のこころに分ち分かず
君やしら萩われやしろ百合
みどりなるは学びの宮とさす神に
いらへまつらで摘む夕すみれ
来し秋の何に似たるわが命
せましちひさし萩よ紫苑よ
消えて懲りて石と成らむの白桔梗
秋の野生の趣味さて問ふな
山門に白椿咲くししが谷
談合渓に鶯の啼く
与謝野晶子が晩年に自選集を出すときに、『みだれ神様』からわずか十四首しか選ばなかったそうです。「だって、わからないじゃないですか!」と、言ったそうですが、確かに現代語訳がないと分かりづらいですね。
それでも、私の好きな花を詠んだ歌はかなりありましたので、楽しめました(=^・^=)
Posted by ブクログ
与謝野晶子、夫の鉄幹とは不倫だろう。
恋に酔っている感じ、夜ばかり相手と会う描写、多少歌が上手くても今と変わらないな。ウザイな。思わず、ロースおじさんの名文「解散〜!」を思い出した。
夫の与謝野鉄幹、ちょっと調べたら女学校の教師をしながら、2人の生徒に手を出して妊娠させていて激ヤバ男だとわかった。
序盤のまだ結婚していない時期の歌に頻発する「紫」。色の紫の陰に、源氏物語の「紫の上」を自分に当てはめて歌っている気がする。
読んでいると、私は終始イラつくのだが「恋の和歌の専門家」という視点で見れば、確かに与謝野晶子は優れている。あの少ない文字数に花や色に色気っぽさ、時には「恨み」という文字まで入れてしまうのはすごい。