【感想・ネタバレ】シンギュラリティ・ビジネス AI時代に勝ち残る企業と人の条件のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

『シンギュラリティの本当の意味と今後』
・現在の1年と10〜15年後の1年では進化するスピードが全く違う
・10%改善ではなく、10倍改善の時代
・3Dプリンターの進化による今後
自動運転車や仕事の自動化はすぐ目の前。その後人間はどう生きていくのか。日本は今後どう進化して他国と渡り合うのか…

0
2022年04月29日

Posted by ブクログ

AIに関する傑作本 シンギュラリティとエクスポネンシャルがキーワード
新書としてはベストの内容 入門書としては金メダルをあげたい

カーツワイル「3つの革命 G N R」
(1)G ジェネティクス  遺伝学
(2)N ナノテクノロジー 3Dプリンター 原子プリンター
(3)R ロボティクス   AIの高度化 デイープラーニング
エクスポネンシャルな進化 直線的な進化をイメージしがちだが
Exponential function 指数関数  「彦一とんち話」 将棋盤9×9 マス目に倍々2の81乗 25桁の数
6つのD
(1)Digitalization     デジタル化(離散した量) ⇔アナログ(連続した量)
(2)Deception       潜行     Uber  Airbnb  
(3)Disruption       破壊     クルマ 不動産(ホテル・空き家)
(4)Demonetization   非収益化  デジタルカメラ 長距離電話 ステレオセット 辞典
(5)Dematerialization  非物質化  スマートホンの1アプリ化
(6)Democratization   大衆化   安価で誰もが手に入る 電話が一人一台
直線的な思考しか出来ない者は、6つのDは「6人の死に神(Death)」

IOT
全てがインターネットに繋がる
繋がるデバイス 2020年500億個←現在は20億個
先進国1人のものの数は1000個

製造業の革命 3Dプリンタ-へ移行すると・・・
ハードウェアからソフトウェアへ
任天堂 ゲーム機からゲームソフトへ 

Uberは単なるタクシー代替では無い モービル革命
ヒトの輸送 モノの輸送 ・・・自動車メーカー 運送業者 公共交通機関 
exサンフランシスコ タクシー150億円 Uber売上550億円
 Uberの時価総額 フェデックスを上回る

⇒資産の固定化は不可 クラウド型エコノミー 人材・有形資産 使っただけ払う
 『業界』は解消 意味を成さなくなる 業界を超えた発想・取組が不可欠 銀行フィンテック
スーパーコンピュータの重要性 AIの基盤
日本はかって世界一位「京」→世界7位へ
「スパコンの性能」は国力に直結する

あらゆる境界線が消滅する モノ・情報・メディア・企業
リアルとバーチャル 国境 専門家の境界
知的労働の境界が消え、「AI」に置き換わる
発展地上国が途中をスキップしてキャッチアップする 固定電話回線⇒無線電話ネットワーク

「変化に対応できる柔軟な組織」というのは難しい
組織は本来秩序を守るためのモノ 
変化に対応することは秩序を壊すモノで矛盾する
⇒変化を拒む、組織の免疫反応をいかに抑えるか

スピード感 ボールを追いかけてはダメ、その先を予想して先回りする
野球は問題外
サッカーではダメ
アイスホッケーの世界

トップの一人勝ちの時代 №2以下は意味が無い
「仮説-実行-検証」を猛烈なスピードで回していかなければならない

0
2018年11月12日

Posted by ブクログ

シンギュラリティ、エクスポネンシャルといったキーワードについて平易に解説してあり、章立てもロジカルで読みやすい。

0
2018年03月15日

Posted by ブクログ

2017年発行の本だが、今読んでも私が知らないことが多く書かれていて、自分がいかに時代に取り残されているかを思い知らされる。
この本だけで最新技術の動向がわかるわけでは無いし、これからも想像もしていないような技術が登場すると思うと、勉強し続けることの大事さを学んだ。

0
2023年03月27日

Posted by ブクログ

体感的にも私たちが理解できる、エクスポテンシャルな現代のテクノロジーを包括的に論じています。

かなり俯瞰的な記載の仕方ですので、広く浅くという印象です。
しかし、所々に今後の予測が根拠とともに書いてあり、単純な技術評論だけでなく、インベスターとしての見方も踏まえられており、多角的な視点で描かれています。

ますます変わるテクノロジー世界に対して、こういった本を定期的に読むべきだと痛感させられる一冊です。

0
2020年12月31日

Posted by ブクログ

テクノロジーの進化はエクスポネンシャルである。これは納得。
提示されているイメージまで、そんな順調に到達するかうまくイメージできない。
だが、この先の社会の変化は想像を超えていくのだろう。AIについては少し疑問。

0
2020年10月23日

Posted by ブクログ

AIによって2045年に訪れるといわれている、「シンギュラリティ(技術的特異点)」とAIに仕事を奪われる危機に晒されていく中で飛躍的な成長を遂げるビジネスや企業の変革、人はどのような思考と発想で動くべきかという内容です。AIの発展や発展によって起きる出来事が悲観的ではなく前向きに書かれていると思いました。この本で描かれている未来の予測をヒントにしてみたいと思いました。

0
2020年06月30日

Posted by ブクログ

シンギュラリティについて綴った一冊。

シンギュラリティが起こるのは一般的には2045年と言われているが、これを読むともっと早く到来する可能性もあり、それ以外にも社会的に大変動を起こすことがよくわかった。

0
2019年12月09日

Posted by ブクログ

プレ・シンギュラリティまで、あと数十年。本格的なシンギュラリティまでは、あと約30年。人類史に前例のない加速度で起こる激変期に、私たちは何をそのように考え、そのように変えていけばよいのか。そのための指針を示した。
いま注目さえているAIが大変革の一部にすぎない。
「G・N・R」革命が混ざり合い、お互いの人家を加速させる。
ジェネティクス革命:ほとんどの病気が治療可能となり、老化は速度を落とせるか逆行させることができる。
ナノテクノロジー革命:住宅やビルなどの建造物も3Dプリンター作れるようになる。その究極が原子プリンターであり、必要な原子が揃えれば、その場であらゆる素材に仕立てて物をつくることができるようになる。
ロボット革命:人間と同じぐらい臨機応変に問題解決を行う、人間を凌駕する能力をロボットのできる。
シンギュラリティが本当に到来するかどうかはともかく、今後もテクノロジーがエクスポネンシャルに進化していくことは間違いなさそうだ。

0
2018年10月12日

Posted by ブクログ

未来学者でAIの権威のレイ・カーツワイルさんが
「2045年にシンギュラリティ(技術的特異点)を迎える」
と予言しています。

シンギュラリティを迎えるに当たって、
「どのような準備をするべきか?」
を齋藤和紀さんがまとめられた一冊です。

現在でも、テクノロジーの進化は驚くほど早く、
指数関数的に進化の速度は上がっています。

シンギュラリティとは、
そのスピードが「無限大」になる時期の事です。

本著では、このシンギュラリティについて丁寧に分かりやすく書かれています。

また、シンギュラリティを迎えるにあたっての組織論や勝ち抜く組織について説明されています

最後に、
著者は、そのような指数関数的に技術進化する今の時代に大切な事として

「結果的に環境に適応した者が生き残り、
繁栄していく」

と述べています。

これまで以上に過去に囚われず、
新しいことに目を向け受け入れる多様性が
必要なのかもしれませんね。

この瞬間も、技術進化は進んでいます。

技術者としても、前を向いて歩いていかねばと改めて感じた一冊でした。

是非、オススメの本です

0
2017年12月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この分野でいずれ大きな革命を起こす可能性が高いのは、なんといっても原子プリンターです。原子を素材として使う3Dプリンターです AI機械ならではの特徴によって、次の店で人間を凌駕することになるとカーツワイルは指摘しています。①機械は人間には到底真似のできない方法で情報を熟成することが可能②機会は完璧に記憶を保存することが可能③機会は絶え間なく最高かつ最新のレベルを維持し続けることが可能 ①デジタル化②潜行③破壊④非収益化⑤非物質化⑥大衆化 ソーラーパネルの進化でエネルギーの価格は0に

0
2017年11月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

カーツワイルはこれから人類の深化に最も大きな影響をもたらし、
私たちの生活を劇的に変えるものとして、次の3つの革命を上げた。
・G,N,R
 ・ジェネティック革命
 ・ナノテクノロジー革命
 ・ロボティクス革命

ピーター・ディアマンデスは物事がエクスポネンシャルに成長するとき、その多くのケースで「D」の頭文字を持つ次の6つの事象が連鎖反応的に起こるという。
1.デジタル化; Digitalization
2.潜航、欺瞞、詐欺; Deception
3.破壊; Disruption   既存の市場の破壊
4.非収益化; Demonetization 既存のビジネスの非収益化
5.非物質化; Dematerialization 物やサービスが消える
6.大衆化; Democratization  誰でも手にいる

シンギュラリティ大学の創業ディレクターでもあり、自身も起業家であるサリム・イスマイルが提示する指針。
 新しい時代に求められる組織を「エクスポネンシャル・オーガニゼーション」
 (E×O=飛躍型組織)と名付けた。
 これはそのまま彼の著書(マイケル・4マローン、ユーリ・ファン・ギーストとの
共著)のタイトルにもなっている。(邦訳は「シンギュラリティ大学が教える飛躍
する方法」日経BP)
 エクスポテンシャルな組織とは、「従業員数や規模と比べるとケタ違いに大きな影響力(あるいは成果)を生み出す組織」のこと。→Uber, Airbnb

E×Oの特徴
  MTP; Massive Transformative Purpose; 野心的な変革目標
  →Google;世界中の情報を整理する
   TED; 価値のあるアイデアを広める
Xプライズ; 人類にとって有益な、飛躍的技術革新を実現する
   シンギュラリティ大学; 10億人に良い影響を与える

イスマイル
●飛躍的組織の外部環境的性質;右脳
5つの特徴は「SCALE」
 Stuff on Demand
Community & Crowd
Algorithms
Leveraged Assets; 外部資産活用
Engagement
●飛躍的組織の内部環境的性質;左脳
 5つの特徴は「IDEAS」
Interfaces
Dashboards
Experimentation; 仮説検証
Autonomy; 自立型組織
Social; ソーシャル技術

シンギュラリティ大学が注目するテクノロジー・メガトレンド
AI、VR・AR、エネルギー(ソーラーパネル)、3Dプリンター、IoT、
ロボティクス、ブロックチェーン、ドローン、ナノテクノロジー

0
2017年10月24日

Posted by ブクログ

著者は、シンギュラリティ大学のエグゼクティブ・プログラムに参加し、今は日本でベンチャ企業を興しているという。シンギュラリティ大学はレイ・カーツワイルとピーター・ディアマンディスによって2008年に設立され、大層な人気であるという。

シンギュラリティ大学では、解決すべき課題を12のカテゴリーで提示し「グローバル・グランド・チャレンジ」と呼んでいる。

・教育(Learning)
・エネルギー(Energy)
・環境 (Environment)
・食料 (Food)
・健康 (Health)
・繁栄 (Prosperity)
・安全 (Security)
・水 (Water)
・宇宙 (Space)
・防災力 (Disaster Resilience)
・統治機構 (Governance)
・住居 (Shelter)

これに対して、その手段となるテクノロジーのメガトレンドとして9つの分野を挙げています。

・AI (人工知能)
・VR/AR (仮想現実/拡張現実)
・エネルギー (ソーラーパネル)
・3Dプリンタ
・IoT
・ロボティックス
・ブロックチェーン
・ドローン
・ナノテクノロジー

リストを眺めると、まあ出てくるべきものが出てきているなというところです。これらの具体的な進め方と大局観こそが大きな課題となってくるのだろう。

「シンギュラリティ」というからには、乗数での指数関数的進化によって環境が変わっていく世界を想定するべきである。そのときにはデジタル化から始まるディスラプションが鍵になることは間違いない。変化を味方につけなければいけないなと。

ひとまず本の内容としては、レイ・カーツワイルやその他の関連著作を読んでいる人にとっては目新しいものというのはあまりなかったのではとも思う。シンギュラリティ大学そのものに興味を持っている人は当然その限りではないが。

0
2017年10月09日

Posted by ブクログ

前にならえで
物を手当たり次第に消費するのとは
違う価値観 生き方が
生まれるのではないか
という提案がされていました
未来が今とは違うものに
なるのは もう分かりきっているなら
無用におびえるよりも
わくわくしてみたい
そう思う本でした

0
2017年09月05日

Posted by ブクログ

シンギュラリティ。孫さんが使ってから何となく知っているような言葉でしたが、まとまった本は初めて読みました。まあ今後の人類にとって楽観的に考えるか悲観的に考えるかは置いておき、このような未来が否応なしに近づいていることは理解できました。エッセンスとしては、リニアで判断できる世界は終焉に向かっているということ、指数関数的に世の中は変化せざるを得なくなっていること、かなあと。ビジネスヒントというよりモノの考え方を根本的に変える必要があると示唆していると思いました。是非は関係なくね。

0
2017年08月02日

Posted by ブクログ

p55 ディアマンディス(Xプライズ、シンギュラリティユニバーシティ)の提唱する「エクスポネンシャルの6D」

1 デジタル DIgitalization
2 潜行 Deception
3 破壊 Destruction
4 非収益化 Demonetization
5 非物質化 Dematerialization
6 大衆化 Democratization

p149 シンギュラリティ大学が考える人類の12の課題

教育・エネルギー・環境・食糧・健康・繁栄・安全・水・宇宙・防災力・統治機構・住居

0
2017年07月14日

Posted by ブクログ

技術の進歩の速度が加速度的に早まることで、ここ何年かでこれまでに経験したことのない変化が社会に生じる。最近の囲碁、将棋で人間がAIにかなわなくなったというニュースや、AIタクシー、AIを活用した様々なサービスなど、その予兆を感じさせる出来事は多い。本書では、その概要を紹介しているが、決してシンギュラリティを恐れるのではなく、人間社会の進歩に向けて積極的にAIを活用するのだという姿勢が貫かれており、読後感がよい。個人的にも、AIによる劇的な変化を、ぜひわが身で体験したい。

0
2017年06月29日

Posted by ブクログ

レイ・カーツワイルの予言によると、テクノロジーの指数関数的進化により、人間の能力が根底から覆り変容するレベルの現象が2045年に到来する。

働かなくていい、好きなことだけしてていい…そこから始まると、いまのしくみのすべてが変わりますね。

0
2018年04月09日

「ビジネス・経済」ランキング