あらすじ
一時間で3600のタスクをこなす最速時間術
自動車業界のカリスマが伝授する最短で最高の結果を出す、一生役立つ仕事の極意
速さは最強の武器になる。
一秒の密度を濃くして生きる46のルールとは?
第1章 自由になろう
「嫌」はあなたの心が生んでいる
苦手な人と上手に付き合う三つのコツ……ほか
第2章 時間感覚をみがく
「一秒では何もできない」と思っていないか?
即断即決はトレーニングで身につけられる……ほか
第3章 心のブレをなくすマイルール
決断のスピードを上げるマイルールをつくる
三ヵ月集中する、三年我慢する……ほか
第4章 「上げる」技術
仕事でも日常でも役立つ褒める技術
初対面の人とでも一〇秒でうちとけられる方法……ほか
第5章 人生は舞台、あなたが主役
求められ、期待されて、自分の居場所を得る
後悔のない人生を送る極意とは……ほか
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「いいことも悪いことも、すべて必然性があり、起こるべくして起きている。不愉快な出来事にも、つらくて受け入れがたいようなことにも、すべて意味がある。どういう意味かというと、その人が人間として成長していくために必要なこととして、然るべきタイミングで起きているのだ」
小栗成男さんの「1秒宝」という本からです。
小栗さんは営業をしていたころは優秀な販売成績を納めカリスマディーラーと呼ばれました。2015年にはオペラ歌手名「世歌勳(sekai)」としてデビュー、名古屋センチュリーホールでリサイタルを開くなど、多方面で活躍されています。
本書は、短時間で最大の成果を出すには、というテーマで、多忙な日々を過ごす小栗さんのノウハウが書かれています。
ノウハウというよりは心のあり方がメインですが、とても共感できる内容満載でした。
冒頭の言葉は嫌なことに巡り合った時の心のあり方と説いたものですが、上の方で書いた私の考え方にも共通したものだと思います。
不愉快なこと、つらいことにも、人が成長していくために意味があり、そういったことが起これば「いっそ感謝してしまおう!」と書いています。
私の経験からも、その時は嫌で逃げ出したいことでも、逃げずに乗り越えることが成長に繋がったと今では感謝しています。あとで感謝するなら、先に感謝してしまおう、ということですね。
それ以外にも共感できる言葉がたくさんありました。
ぜひ読んでみてください。