あらすじ
あなたはもう、私のものなのですから
契約に隠された旦那様の一途な純愛
「本当に私の妻はいやらしい」没落した家のため、やむなく侯爵家に嫁いだジェニファー。金で買われた花嫁だと心を閉ざすが、夫であるアンドリューに無垢な身体を甘く開かれ、初めての悦びに戸惑いながらも感じてしまう。契約結婚のはずなのに、ことあるごとに熱い抱擁と淫らな愛撫を与えられ、アンドリューに愛されたいと願うジェニファーだが……!?
感情タグBEST3
匿名
結局純愛
亡き父の借金のカタの諦め政略結婚と思いきや実は…。
という、まあ有りがちな出発です。
最初の方のヒーローと最後の方のヒーローと、別人レベルの愛情表現でこれはヒロインも戸惑うよね。普通に面白かった。
Posted by ブクログ
久しぶりのヴァニラ文庫。とても面白かったです。海外のラブロマンスを原作として日本の読者向けにTL小説化しているこのレーベルは、実は私、ハーレクインも好きなので、いっそう楽しめます。
お金の形に妻とされたとばかり信じ込んでいたヒロインですが、実は夫となった侯爵は早くから彼女に想いを寄せていました。それを知らないヒロインは、どうしてもこの結婚を素直に受け容れられません。
しかし、優しい夫に次第に惹かれるようになり―。
原作はハーレクイン「予期せぬ求婚」だそうですが、恐らく読んだことがないと思います。
以前もヴァニラ文庫を読んだ後で、原作も読んでみたくなったことがありました。機会があれば是非、読んでみたいと思います。
Posted by ブクログ
父親が死ぬと、侯爵家に借金をしている事が発覚し
その担保に主人公が嫁ぐ事に。
お金で買われた、というわりに、非常に丁寧な扱いです。
これはあれか…と思ったら、その通り、でした。
妙な人に目をつけられて、とかでなくて良かったですが
嫁ぐ事になった主人公に対して、の妹の発言はどうかと。
借金だらけでは、気持ちそのまま結婚には望めない、と
理解していないのがそれっぽですが。
そもそも、どちらでもいい、とか言われたら
姉のために、な選択が出来ないでしょうし。
緩和剤のように出てきた、侯爵の弟も分かりやすい。
権利があるはず、と思うなら、誰かに移る前に
まずそちらを攻めた方が確実だというのに…。
相手を、の方がやりやすいのは分かりますが
繰り返していたらばれるし、没落すると思いますが。
どちらの下も、考えなしな下でした。