【感想・ネタバレ】あの会社はこうして潰れたのレビュー

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Posted by ブクログ 2023年02月08日

帝国バンクのこの手のシリーズは信頼を持って読めます。
倒産した企業への冷静な分析、そこから活かせる市場の捉え方について改めて理解できました。

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Posted by ブクログ 2018年03月30日

日本最大の民間信用調査会社、帝国データバンク社による国内倒産事例集。取り上げられているのは全国ニュースでは報道されない地方の中小企業。地味だが、生々しい。倒産のきっかけもちょっとしたトラブルが波紋のように広がってしまったことがほとんど。

倒産の原因として、中小企業ならではのワンマン経営者による不正...続きを読むや判断ミス、一族との対立。唯一のヒット作品だけに売上を頼り、それがコケたことで会社ごとコケるというケース。また、2011年の東日本大震災をきっかけとする産業・経済の大きな変化に対応できなかったケースもある。

こうした倒産の様々なケースをながめると、会社を作ることよりも維持させることが難しい、ということを実感する。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年10月15日

時間がなかったので、流し読み。
各業界の倒産企業の内情がわかる。

産業構造の変化、高齢化と人手不足、事業承継問題。為替変動による巨額損失。不正会計。悪徳コンサル。

会社はあんがい脆い。
バブル期勢いづいていたゴルフ場、百貨店で見かけなくなった着物市、老舗500年の企業も例外じゃない。

怖いのは...続きを読む自社のみならず、売掛金の未回収で連結倒産を引き起こすこと。多くの経営者、社員、その家族が路頭に迷う。事業主の判断能力は大事。

経営者が読んでも、就活者でも、参考にできるかもしれない。

【倒産の予兆】
ヒト:営業・経理の幹部が辞職。経営者が本業を疎かに。
モノ:急激な発注や購買量増加。民事再生法後も営業するための大量仕入れ。
カネ:支払いが遅れる。手形割引を異業種と行うのは資金繰り悪化の兆し。信用度の低い会社は割り引いてくれないので、割引率高め(換金額少ない)金融会社を廻る。手形の期間が長引く、決済銀行の変更。

ネット情報も大事。

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Posted by ブクログ 2021年08月16日

倒産する会社には共通点がありそこから我々が学ぶべきところは多いと思う。外部環境の変化、コンプライアンス、経営判断、粉飾決算、架空取引、等は昔から繰り返してきたことだと思う。

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Posted by ブクログ 2021年03月27日

帝国データバンクの調査マンである著者が、書き下ろしたドキュメンタリー。

リーマンショック以降、利息減免、返済猶予を法案化した中小企業金融円滑化法が施行され、企業倒産は一服感が出ている。

しかし、その最中でも市場や、構造変化に対応しきれなかったり、老舗に胡座をかいたり、本業を疎かにした企業は退場を...続きを読む余儀なくさせられている。

インターネットが発達した現在、ふとしたSNSの呟きが情報源になることがある。ますます、企業情報にはアンテナを張っていかなくてはならない。

それは経営陣だけでなく、会社人であれは誰でも張っておかないといけないアンテナであることをこの本は教えてくれる。他山の石だ。


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Posted by ブクログ 2018年03月22日

倒産と言っても理由は様々だけども「門外漢なこと(投資とか異分野参入とか…)には安易に手を出さないこと」がどれだけ大切か、逆に言えばどれだけの経営者がそこを欲かいて守れなかったかをあれこれパターンを変えながら教わった気分です。
それにしても、狡猾なスキームを組んでうんぬんなケースだけでなく「え、アホな...続きを読むの?」としか思えないようなケースもちらほら。経営者っておどらされやすい性格じゃダメですね。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年02月15日

帝国データバンクの調査マンが実際に遭遇した倒産の事例について紹介。思ったより説明が薄く(ある意味守秘義務などもあるのだろうが)、帝国データバンクの速報にプラスアルファという位の内容。とはいえ実際に社会生活をしているといつ何時遭遇するか分からない倒産劇。原因や兆候などを探るための一つの考えとして読んで...続きを読むおくのは悪くないと思った。

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Posted by ブクログ 2018年02月07日

事例はもちろんだけど、様々な業界の数字が興味深く勉強になった。農業関係以外の数字にも、これからは敏感になっていきたい。
###以下備忘メモ###
呉服市場2004年7,000億から半分以下、姉歯ショックで建築確認申請見直しで着工から完成が長期化、2013年旅行業者1万超で出入り激しい(5年で461社...続きを読む減る)、2001年9月BSE、海運会社は船のサイズを航路で表す(ケープ>パナマックス>ハンディ)、2003年BRICSバブル、飲食業界の材料費+人件費率60%、会社登記マーケット、米卸平均売上高当期利益率0.06%、

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Posted by ブクログ 2017年12月20日

 幼稚園の頃からお世話になってた芳林堂書店が倒産したときはホント残念だった。
 白元とかエドウィン潰れてたのね...。

 質実剛健の経営をしていた中堅企業が何故倒産に至ったのか。
 いくつものケーススタディから倒産までの原因を考察する。

 社会構造の変化への未対応、本業から外れた財テク金融テクの...続きを読む失敗、資金繰りの行き詰まり、
 原因は様々だけど、光る技術があれば持ち直すことはできそう。
 失敗、失敗と言っているけど、本当に大切なのは倒産から何を学び、次にどう活かすかということだと思う。

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Posted by ブクログ 2017年11月16日

会社の中で、それなりに責任ある立場になったからか、気になって読んでみました。

やはり、潰れた会社というのは、やるべきことをやっていなかった会社であって、潰れて仕方ない、という印象を受けました。

翻って、わが社ですが、やるべきことをやっているか、100%の自信はありません。
が、100%に少...続きを読むしでも近づけるべく、自分自身もがんばりますし、周りをうまく巻き込んでいきたいと思います。

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Posted by ブクログ 2017年09月03日

創業100年以上の老舗や一時は飛ぶ鳥の勢いで成長した企業の栄華そして倒産。人生、何が起こるか判りませんね。。。

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Posted by ブクログ 2017年08月15日

帝国データバンク情報部勤務の著者による会社倒産の事例集。日経電子版に掲載されたコラムからの編纂。
事例毎に数ページの内容で、背景や倒産に至ったポイントが纏められており理解し易い。その分、深堀はあまりされていないため、詳細やドラマを知りたい人は別の書を当たった方が良い。それでも、知名度のある会社、...続きを読む身近な会社の事例もあり、倒産は身近なものと思い知らされる。
倒産の理由は様々である。やはり本業の失敗ー時代の構造変化を見誤り沈んだ会社、過剰投資で資金が底をついた会社、不慣れな新事業が致命傷となった会社は多い。一方で、創業家の放漫経営、金融投資の失敗、コンプライアンス軽視による信用破綻、M&A後の不正取引による資金流出、といった本業以外の要因もあるようだ。このような人災に見舞われた関係者が悲哀でならない。
なお、本書には信用調査マンの目から見た危ない会社を見抜くノウハウも記載されている。投資家でなくとも倒産による被害からは逃れたい訳で、知識の一つとして役に立つと思う。

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Posted by ブクログ 2017年08月13日

経営というのは難しい、この一言に尽きる。

会社が潰れるに至るまでの道はさまざまだけれども、
経営のかじ取りを誤ると、あっという間に応報があるということがよくわかる。

経営者はそれだけの責任があるからこその高い報酬を得るわけだし、
その点をはき違えているとまさに応報があるだろう。

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Posted by ブクログ 2017年07月28日

TDBの情報部の人が書いた本。倒産の事例が数多く書かれているので、反面教師として捉えられる。
事業のリスク分散できずに倒産、時流に置いていかれて倒産、投機にのめりこんで倒産、新規事業を興したが故の新たなリスクで倒産、不正に手を染めての倒産、など。

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Posted by ブクログ 2017年07月18日

 老舗やだれでも知っているブランドを持つ企業が、知らぬ間に「潰れて(実際には会社更生法などで、厳密には存続している場合もありますが)」しまうまでの流れを、いくつかの類型に分類しながら理解することができます。

 さしたる勝算もないままに、一気に拡大したために、ひとつひとつの店舗に手が回らなくなり赤字...続きを読む店舗が増え、、、というもの。また、主力商品を取り巻く環境ががらりと変わっていて、気がついたら自社の顧客が全くいなくなっていること、などなど。

外から見ても「まさか」の出来事は、実は中にいても「まさか」の状態ではないかと思わさせられます。

「負けにまさかの負けなし」。

全くもって、そのとおりです。

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Posted by ブクログ 2017年07月14日

2017年度は3月27日の格安旅行会社「てるみくらぶ」の破たんや6月26日の自動車部品会社の「タカタ」が倒産など世間を騒がせた事件がいくつかありましたが、会社が倒産するまでに何があったかを知ることは
会社をつぶさないためにも知っておくと良い事だと考え手に取りました。
社会人として知っておいて損のない...続きを読む知識が身に付きます。※本にはタカタ、てるみくらぶの事例は述べられておりません。

リーマンショック後の2009年に12月に「中小企業金融円滑法」が施工され、銀行から借金猶予を受けた約40万社の企業が延命されました。2010年以降、企業倒産は連続で減少しており、企業が倒産しない「無倒産時代」突入しているそうです。

そんな中、倒産した企業がどのような背景で倒産したかを記した本です。
市場の構造変化に呑まれた倒産からトップの判断ミスや投資ミス、詐欺まで倒産の背景で起こっていたことを知ることができ非常に勉強になりました。

企業の成長を考えた行動が結果、倒産に向かってしまった事例もあり、成功と紙一重の結果だったように思えます。倒産した事例を知っておくことで最悪の事態の回避につなげていきたいと考える。

【最後に】※本の感想からは離れます。
倒産について詳しく調べた事がなかったので「無倒産時代」に突入している事に驚きました。
少々横暴な意見かもしれませんが、無倒産時代に対する自分の考えを述べさせていただきますと。
倒産が減っていることは良い事だと思うのですが、延命だけの融資は決して良い事ではない気がする。
そのお金を成長産業に投資して、新しい産業を育てていく方が、産業の活性化と日本経済の成長につながるのではないでしょうか。
「中小企業金融円滑法」について調べてみて、まとめていきたいと考えます。

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Posted by ブクログ 2021年06月08日

読もうと思った理由
経営で成功だけではなく失敗事例も知っておきたいと思ったから

栄光の期間があってもつぶれるときはあっという間なのだと
思い知らされました。つぶれるパターンというのもだいたい決まったものがあるように思いました。

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Posted by ブクログ 2020年11月16日

様々な会社の倒産劇が淡々と綴られている。
「この判断がまずかった」といった分析は、後付けのように思える。
経営は才覚よりも運や環境に左右されるところが大きいのだと知ったのが、この本から得た最大の収穫だった。

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Posted by ブクログ 2020年07月04日

倒産の裏話がよくわかります。
取り上げられているのは、中小企業が多いので、それほど知名度のある会社ばかりではありませんが、中にはエドウインのような有名企業もあります。
悪徳業者に騙されて経営が悪化するところもあれば、無計画な経営拡大、投機に失敗して倒産するケースもありました。
新型コロナウイルスによ...続きを読むる危機によって、これからますます倒産が増えると言われていますが、明日は我が身です。

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Posted by ブクログ 2018年07月04日

起業にしろ、倒産にしろ、その成り行きには興味をひかれるもの。さらにどんな心理で動いたのか、真相を知りたくはなってくる。

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Posted by ブクログ 2018年03月16日

企業倒産の実例を書いた本。こうして読んでみると、確かにそんな話があったなぁという覚えのあるものが多い。いくつもの実例に、人の名前や会社名もほとんどが実名。
だがしかし、ひとつひとつが意外とさっくり書かれていて、良く言えば簡潔、悪く言えば物足りない。深耕取材で書いた本じゃないし、倒産してしまえば、ほと...続きを読むんどがそれ以上どうなるってもんじゃないし、こんなもんでしょうかね。
それにしても、しばしば出てくる“コンサルタント”。自分でビジネスをする自信はないから、口だけもっともらしいことを言っているのがほとんどのコンサルタントの実態でしょうに。ここまでコンサル絡みの倒産話がいくつも載っているのを見ると、コンサルに頼るより社内で上から下まで結束して頑張るほうが現実的だし、コンサルに聞かないとできないことならやらないほうがましなんじゃないかと思ってしまった。

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Posted by ブクログ 2018年01月20日

倒産事例が豊富。倒産理由も詳細だが、そこに至った”なぜーwhy”が無く、淡々した事実の列挙なのが惜しい。

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Posted by ブクログ 2017年12月21日

ちょっと飽きた。
そして有名どころはスポンサーついて
名前が続くから、
日本にいなかった頃潰れてた会社は
潰れてたこと知らなかったりして色々複雑。
何故かピンポイントで諏訪の事例が
二件入ってるけど、
藤森だし、地元かな⁇

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年10月23日

初版は今年の4月だけど、書かれた倒産は昨年の8月まで。ちょっと情報が古い気がしないでもない。
「てるみくらぶ」載せて欲しかったな。

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Posted by ブクログ 2017年10月20日

ある程度予想はしていたが、会社の潰れ方なんてその場かぎりの特殊解であり、一般化出来るものでも、何らかの教訓を得るべきものでもない。
ただ読み物としては面白かった。
営業職をやったことがないので、取引先が倒産して売掛金が焦げ付いた実体験はないが、半ば笑い話的にその手の話を聞く機会はある。皆笑って話して...続きを読むいるが、当事者は大変だったんだろうな、とこの本を読んで思った次第。それにしても会社の経営って難しいね。自分にはできそうもない。

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Posted by ブクログ 2017年10月05日

帝国データバンクによる、倒産に至るまでの事情とそこから得られる教訓を簡単にまとめた本。経営者や起業を志す人は読んでおいた方が良いと思った。
なお、164ページと169ページに載っている図はあべこべだと思われる。169ページの図が本来であれば164ページに掲載されるべき。重版があるのであれば、要検討。

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Posted by ブクログ 2017年08月30日

良い会社の話は本がいっぱい出るが潰れた会社の話はなかなか読まない。失敗の本質じゃないけど、失敗にも型があるなと思わせてくれる本

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Posted by ブクログ 2017年08月29日

あの東芝がヤバい…まだその行方は見えてこない毎日ですが本書に出てくるケースとの類似性も感じ企業の倒産は規模の大小に関わらず経営者の資質によるものであることがわかります。もちろん時代の変化へおキャッチアップみたいな外部要因もあるのでしょうが、それよりも経営者のその場しのぎのアリ地獄の事例集でした。これ...続きを読むから人口縮小時代が本格化する日本において、もちろんグローバル化とかデジタル化は必然ですが、拡大・成長だけに依存しない持続性の創出という新しい社長コンピテンシーが必要とされているような気がしました。それにしても企業経営って大変なんですね…

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Posted by ブクログ 2017年08月17日

中を見ないで購入。読み始めたのですが、随分たくさんの事例が紹介されていて、いささか読み進めるのが辛くなった。

自分の会社も中小企業であり、歴史だけは長いものの、業績を見ると長期低落傾向に歯止めがかからず、とても他人事とは思えず、巻き込まれた何万人の人々の思いを考えると暗澹たる気持ちになった。

...続きを読む産から逃れるヒントや危険な兆候など、本書から学べる事もあるので、サラリーマンなら読んでおいて損はないだろう。

出来れば一つの事例をもう少し詳しく報告して欲しかった。

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Posted by ブクログ 2017年08月02日

新聞に記載された記事をまとめたものなので、一つ一つの事案に突っ込みが足りない。
せっかく面白い題材なのだから、もっと深く掘り下げて、それまでの経緯・問題点の展開などをして欲しかった。

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