あらすじ
最後の欲望ブチかませ。激震の最終巻！！
恩人・三日土を失い、暴走形態
<イン・ジャガーン>となった蛇ヶ崎。
無慈悲なラッシュでノーメンを追い詰め、
ついにトドメの時が来た!!
世界の命運を一身に背負い
怪物化した“ジャガーン”に熱狂する人々。
“蛇ヶ崎晋太郎”の結末を見届けようとする
散春、愛理、雪丸、ベル。
だが、最後の瞬間――ふと、迷いがよぎった。
「あれ、俺の欲望<ユメ>ってなんだっけ…？」
迷ったままぶっぱなしたハンパな一撃が、
最後の最後に最悪の事態を生む……!!!
欲望全“壊”ヒーローバトル、
ファイナル・ファイト<堂々完結>！！
新ダークヒーロー・その名はジャガーン！
警察官・蛇ヶ崎は恋人と平凡に暮らしていた。
ある日空から降ってきたキチガエルを取り込んでしまった人間は欲望が暴走して壊人(カイジン)に変身してしまう。蛇ヶ崎もキチガエルを取り込んでしまうが右手が銃になった半壊人・ジャガーンに変身してしまった。死んでしまった恋人を治すため、世界を救うため壊人と戦うことを決意する蛇ヶ崎。
寄生獣や仮面ライダーのように良くある設定ですが、何より壊人のネーミングセンスが素晴らしい。(例えば、追っかけしている人間が壊人化したときは熱狂！追っかけ壊人！ヤルダケルベロス、などテロップと共に紹介されます。このあたりは仮面ライダーっぽい。)
キチガエルに取り込まれた人間は、妬み、恨み、憎しみだけでなく夢や希望のようなものまでトリガーとなって壊人化してしまうのはなんとも残酷な世界です。
一歩間違えば自分も壊人化してしまう不安定さや、途中主人公が闇堕ちしてしまうあたり、単純に正義や悪で割り切れるヒーローものではありません。
主人公を含めて登場する若者が少し白けていたり、世の中に対する諦めみたいな描写が少し暗く憂鬱な一方、蛇ヶ崎の口ぐせ「ぶっぱなす」とともに壊人を倒していくバトルシーンは非常に痛快です。エログロ要素が多いので苦手な方にはおすすめできませんが、GANTZが好きな方には刺さると思います！
感情タグBEST3
そんな気もしていた
今回で最終巻。
色々な敵やその背景、ヒーローだけど正義を問わない。
戦闘シーンも個性的で良かった。
ただ、本当に彼女が生き返って欲しかった
Posted by ブクログ
人生、このままでイイのか？とモヤったり迷っているときに読むと良い。
欲望について考えさせられた。
自分の欲望がいかに他人に影響され、他人の目を意識することによって無意識に塗り替えていたのか。
また、他人を理由にして自分の欲望を塗り替える行為が、いかに他人にとって失礼な行為であるかを痛感した。
Posted by ブクログ
☆完（全14巻）
〜序章〜
・蛇ヶ崎晋太郎の恋人が壊人化
・キチガエルに取り込まれ右手が壊人化
・壊人を次々と撃破
・ヒーロー集団にスカウトされる
〜ヒーロー集団編〜
・トリプルHを脱退
・ベルと恋人に
・リーダー禊が国会前で反対運動
・千春が半チキガエルばら撒きパニック
・禊暴走
・ユママの力で覚醒し倒す
〜SKAT編〜
・三日土に誘われ入隊
・芋虫毛虫の半壊人とバトル
・デッダーランドでベルちゃんとデート
・天狗（ピノ）に攫われる
・三日土裏切り絶望へ
〜最終編〜
・雪丸と千春が仲間に
・ノーメン、ピノ、三日土vs蛇ヶ崎、雪丸、千春
・半チキガエル製造マシーン破壊
・蛇ヶ崎vs三日土 蛇ヶ崎勝利
・燃え尽きる
・ノーメン暴走
・ベルの力で蛇ヶ崎復活
・ノーメンを倒す
［総評］
作画バツグン
個性的なキャラがいい
もっと登場人物多くてもよかった
