あらすじ
安保法制の合憲・違憲論争、選挙制度における一票の格差の問題……。施行70年をむかえ関心が高まる「憲法」の基礎知識から最新論点まで、伊藤塾塾長・伊藤真氏が、知識0の人でもわかるように丁寧に解説します。
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Posted by ブクログ
わかりやすい入門書だった。まずはこれで概要がわかるといった内容。同時に筆者の平和に対する熱い思いも滲み出ているところが良かった。
憲法の歴史からはじまり立憲主義の意味、日本国憲法の基本原理や明治憲法との違い、平和主義や人権についてなど基本のところを知ることができた。
憲法の最も大事な部分がいくつか取り上げられ、かみ砕いて説明されている。判例も掲載されていて具体的なことも知れる。
2012年の自民党の憲法改正草案の話が取り上げられているけれど、それから14年経って今が最も憲法改正に近づいている状況で、この本の中で筆者が懸念している通りのことが日々起こっている。三権分立や国民の監視が重要になってくる局面なのだということがよくわかった。
憲法が何よりも重視しているのが「人権保障・個人の尊重」であるということが繰り返し述べられていた。そうあってほしい。恒久的な価値のある憲法としてこれからも国民の権利を守り続けてほしいと改めて思った。