【感想・ネタバレ】人工知能の核心のレビュー

あらすじ

二〇一六年三月、人工知能の囲碁プログラム「アルファ碁」が世界ランクの棋士を破った。羽生善治は、その勝利の要因を、「人工知能が、人間と同じ“引き算”の思考を始めた」とする。もはや人間は人工知能に勝てないのか。しかし、そもそも勝たなくてはいけないのか─。NHKスペシャル『天使か悪魔か─』の取材をもとに、その先を描く。天才棋士が人工知能と真正面から向き合い、その核心に迫る、“人工知能本”の決定版。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人間の強みは、汎用性思考のプラットホーム 人工知能には恐怖心がない 人間にあって、人工知能にないものは美意識 ロボットには五感がない 人工知能には時間の概念がない 自然の中で安定したものを美しいと感じることが、人類が過酷な生存競争を勝ち抜いていく上で、有利だったからなのかもしれません

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2017年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

■AIと人間の差は恐怖心と美意識
ディープラーニングには「誤差逆伝播法」という、明らかに間違っているものを間引く(=情報を捨てる)技術が活用されており、膨大なデータに対して計算を省力化することが出来る。
これは人間の"直感"に近い分析を可能にするが、AIの出す答えは必ずしも人間が心地よいと感じるものとはならないことがある。将棋に特化したAIは、将棋界の人が美しいと感じるような打ち手とは違う手を打つことがある。AIは人間と異なり恐怖心を持たないためそのような打ち手を打てるが、美意識のある人間にとってはそれが違和感となる。

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2019年05月26日

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