【感想・ネタバレ】俺の腕の中で、堕ちろ～天使は淫魔の契約奴隷～のレビュー

花田朔生

孤児院の娘・マリアはある日、道で行き倒れている美しい青年を見つけて介抱する。なんとか彼の命を助けたいと願うマリアに「助けてやろうか？」と声をかけたのは、漆黒の髪、緋色の瞳をした闇の魔力を持つ淫魔だった――。以後、まぶしい太陽のような王子から求愛を受けるそばで、闇の貴公子からは契約により、ミダラな行為を何度も強要されて……。 ※以前配信していた「天使は淫魔の契約●●」に描き下ろしページなどを加えた作品です。

[yukimomocat · ★★★★★]

純愛

以前「天使は淫魔の契約奴隷【特別かきおろし漫画付き】」を購入してレビューも書いていたのに、この紙書籍版が出て新装されたため販売されなくなり、レビューも幻と消えたのでまた書きます。
この作品は凄く印象に残っていて、これを機にまた読み返してみました。

天使(悪魔)の純愛の話です。愛の表現の仕方は少し歪んだ形になりましたが、純愛です。結局マリアが綺麗なものしか見ようとせず、本当の気持ちから目を背け続けた事が悲しい結末になってしまった…残念です。
悪魔(天使)は最後までかっこよかったです。