【感想・ネタバレ】さくちゃんとのぞみくん1のレビュー

KUJIRA

男の子のようにふるまう少女・朔。
そんな彼女が初めて恋をしたのは、女の子のような長い髪をした少年・希だった。

「初潮」「声変わり」「初めてのブラジャー」、そして「初恋」――。

心も体もまだ不安定な、小学生から中学生の間の四年間を描いた、
甘酸っぱい思春期ストーリー第一巻。

[357 · ★★★★★]

本当にどきどきする漫画

思春期特有のどきどきが凄くうまく表現されていて、こういう漫画大好きなんですが、こういうの描ける人ってあんまりいなくて。
またこの年齢特有のプラトニックなのにエロいみたいな、こういうの描いて欲しいです。

[匿名 · ★★★☆☆]

切ない

主人公の小野寺朔には長年の片思いの相手がいる。
その人は西岡希。
小学校時代からの同級生である二人だが訳あってお互い異性のような外見をしてふるまっていることが多かった。
二つ上の兄を亡くした朔は悲しみに暮れる母を癒そうと男子のように振る舞い、本当は女の子が欲しかったと言った希の母親は息子を女の子のように育てていたからだった。
そのことにストレスを感じながらも生活していた二人はお互いの言葉がきっかけでそのままの自分として外見も言動もふるまうようになる。
中学に入りクラスが分かれたことで接点が減ってしまい話す機会がなくそれを残念に思っていた朔だったがまた希と話すようになる。
その中で希に恋をしていると気づいた朔だったが彼が告白されているのを見てしまい……。

子供のころに親としてどう接するかということを間違えると子供の人生がめちゃくちゃになってしまうおということを実感しているのでなんとなく共感できた。