あらすじ
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本書は、企業内で利用する情報システム(いわゆるエンタープライズシステム)において、Amazon Web Services(以下 AWS)を利用するために、理解しておきたい点について解説しています。AWS導入に関して意志決定をする際や、社内向けの設計レビュー、ITサービサーとの契約時に必要となる基礎知識について深掘りをしていきます。そしてAWSに対するさまざまな不安・疑問・誤解を払拭し、クラウドの導入障壁を取り除き、その導入メリットを明らかにしています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
著者は大手SIerでエンタープライズ向けのパブリッククラウド導入をコンサルする立場。表紙の「企業システムへの導入障壁を徹底解消」というのは内容をよく表している。
6年前の本だが、変化が激しいこの分野でありながらあまり古さを感じない。細かい技術的な話ではなく、本質的な部分に触れた本であるからか。(とは言え流石に現状と齟齬のある部分もある。)当時の雰囲気を読み取れるという観点でも面白い。
企業のシステム担当、特にオンプレでずっとやってきた上位陣向けに、パブリッククラウドの導入に対する心理障壁を丁寧に取り除いていくような内容。
当時と比べればAWSの導入実績は大きく増えているが、まだまだオンプレからの乗り換えを行っていない企業・システムはあるので、この本の内容は有用だと感じる。
こなれた説明の内容で、説得力がある。機会があればロジックを真似したい。
・AWS とは何か
・AWS の事例
・AWS をめぐる「驚き」と「誤解」
・AWS のセキュリティ
・AWS の可用性
・規制やガイドラインとの関係
・変化を乗りこなす
Posted by ブクログ
AWS=破壊的イノベーション であることがひしひしと伝わる内容。
エンドユーザーはどんどん活用すべし、と言う論調は理に叶っていて、今後もシェア拡大していく事はほぼ確実。
まさに今、パラダイムシフトが起きている。
2014年12月