あらすじ
知恵の働きや役割は、科学や技術の領域においては勿論 のこと、日常的生活行動の場のなかでも決して小さいものではない。人のさまざまな知恵の搾り方、知恵の活用の仕方……知恵についてこれほどまでに深掘りした書はなかった。文系と理系を領域を越えて活躍する90歳博学の東大名誉教授がいま問う「日本人に必要な知」。
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Posted by ブクログ
知識と知恵について深く考えさせられる一冊である。本書のタイトルである「知恵を磨く方法」は5章において「知恵を生む5つのアプローチ」詳しく記載されているが、一朝一夕にできるものではない。頭では理解していても簡単にできるものではないと思われる。
また、本書のところどころに問題(奇問?)が散りばめられているが大半答えを教えてくれない。本には答えが書かれているものという認識がある自分にとってはやや辛い本である。そのほか、歴史の中で名前を聞く先生方の本もところどころで紹介されている。寺田寅彦先生の本はさらに読んでみたいと思った。