【感想・ネタバレ】知恵を磨く方法―――時代をリードし続けた研究者の思考の技術のレビュー

あらすじ

知恵の働きや役割は、科学や技術の領域においては勿論 のこと、日常的生活行動の場のなかでも決して小さいものではない。人のさまざまな知恵の搾り方、知恵の活用の仕方……知恵についてこれほどまでに深掘りした書はなかった。文系と理系を領域を越えて活躍する90歳博学の東大名誉教授がいま問う「日本人に必要な知」。

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Posted by ブクログ

知識と知恵について深く考えさせられる一冊である。本書のタイトルである「知恵を磨く方法」は5章において「知恵を生む5つのアプローチ」詳しく記載されているが、一朝一夕にできるものではない。頭では理解していても簡単にできるものではないと思われる。
また、本書のところどころに問題(奇問?)が散りばめられているが大半答えを教えてくれない。本には答えが書かれているものという認識がある自分にとってはやや辛い本である。そのほか、歴史の中で名前を聞く先生方の本もところどころで紹介されている。寺田寅彦先生の本はさらに読んでみたいと思った。

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2017年06月06日

Posted by ブクログ

目新しさはなかったが、90歳近い大正生まれの著者が200ページを超える本を出すという過去の築いてきたことや人脈などが凄いと思う。

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2019年12月29日

Posted by ブクログ

この本に書かれている内容自体は、基本的に既刊の自己啓発本に書かれているものと同じ。

違いは、著者の語り口。あたかも、書名主題による講義の様。特に長年アカデミックな環境下にいた経験からの言葉は重く、もっと講義を聞き続けていたくなる。

置かれた場所・分野が違ったとしても、何かを極めた人達が語る言葉は、不思議と同じ方向を向いている。

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2017年05月02日

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