【感想・ネタバレ】ガンズ・アンド・マジック ―黒き鎧と幼き女王―のレビュー

長田信織 / ネコメガネ

魔獣の群れに襲われ、危機に瀕した亡国の女王イーリス。しかし、その時、突如空から《黒き鎧》が現れた。イーリスにとっては見たこともない杖──アサルトライフルと、巨大な剣──超硬合金刀をを持ち、鎧の男は魔獣を瞬く間に打ち倒す……!! 彼の名は異世界の兵士・レン。彼と、彼の相棒であるAI・ミネルヴァは、自分たちの世界でも存在していた魔獣と戦うために生まれた特殊な戦士だった。魔獣という共通する敵に２つの世界の関連性を感じたレンは、イーリスたちを助けながら、異世界の探索を開始する……！

[ブクログ · ★★★☆☆]

そこそこ未来，謎の敵「魔獣」と戦う機械化兵のレン．
というわけで魔獣vs銃火器的な話かと思ったら
その後突然の異世界トリップ．
トリップ先は剣と魔法の世界．
もちろん魔獣もいらっしゃいます．
で，何故か通訳機能が仕事をします．
トリップ先で偶然魔獣の群れに襲われている
王女を助けるお約束．

科学兵器の化身が
剣と魔法の世界で無双します．
あとちょっと苦戦もします．

しかしアレだ．
著者の名前がどう考えても織田信長のアナグラムだな．
特に話が広がるわけでもないけど言っておきたかったんだ．
フハハハハハハ．

[ブクログ · ★★★☆☆]

王道。

中世風異世界（魔法あり）に転移した超科学装備の主人公が無双する話。

でもちゃんと苦戦する敵も出てきて、勝てる理由もあって、じつに王道。

ここまでの王道話も久しぶりに読んだ気がする。
特殊な設定を入れているのが個人的に気に入っているというか、高い科学力で中世世界にいって無双は基本だよね。弾薬や燃料の補充とかいっちゃいけないんだよ。

最近は自己発電したり永久機関もったり設備もないのに修理できたりするんだから。