【感想・ネタバレ】撃路崎真咲の密室プレイのレビュー

あらすじ

目を覚ますと、世界は真っ暗闇だった。 唯一わかったのは、自分が拘束されている、ということだけ。やっと慣れてきた目をこらすと、眼前にはなぜか腕組み仁王立ち少女。 撃路崎真咲、と名乗る彼女は、何かしら企んでいるようで、かいつまんで言うなら、密室での濃密プレイをご所望だった。「ぷ、ぷれいってなんですか!? そんなんじゃありません!」 「いやだって俺縛られてるしあんたスカート脱いで下半身丸出しだし」 「そ、それは間違ってないですけど。間違ってないですけど!!」 「だろ? っておい馬鹿、ちょ、あぶな……!!」 俺は、ここからいつ出られるんだろうな。

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Posted by ブクログ

四方都(よもつ)学園高等部1年生の斬ヶ宮臣哉(きりがみや・おみや)が目を覚ますと、真っ暗な部屋の中に手足を拘束されていました。そんな彼の前に、同じ高校に通う2年生の撃路崎真咲(うつろさき・まさき)が姿を現わします。彼女の狙いは、臣哉の姉で四方都学園の現生徒会長を務める完璧超人・殴社橋瞠子(おうじゃばし・みはし)から、生徒会長の座を非合法的に奪取することです。真咲の生き様に惚れた臣哉は、彼女を手伝うことを決意します。

こうして2人は協力することになりますが、落とし穴を掘っては地下シェルターに迷い込んだり、撃路崎家の実験場で瞠子のスペックを調べたり、学園のアイドルコンテストで瞠子に勝負を挑んだりと、思いもかけない試練に遭遇することになります。

「あとがき」で著者本人が、「本書がどんなものかを一言で述べると、『薄味』です」と述べていますが、じっさい特筆すべき内容はありません。それなりに楽しんで読むことはできたのですが、ただ、やっぱり何か決定打を欠いていてぱっとしない印象ではあります。

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2016年11月03日

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